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一人暮らしの経済学~生活費について

住まいと暮らし

水道光熱費

ここでは、水道光熱費について見ていきましょう。

水道光熱費とは、「水道代」「電気代」「ガス代」の3種類を指すもので、日常生活を送る上で絶対に避けられない出費です。まず水道費は、お風呂にどれだけ入るかによって大きく代金が異なってきます。シャワーだけで済ます人と湯船に必ずお湯を入れるという人では、当然料金に差がつきます。とはいえ、水道代はそう極端に高いわけではありません。一人暮らしだと2000円~3000円代で収まるところが多いようです。物件によっては料金定額ということもあるようですし、水をだしっぱなしにするなど無駄なことさえしなければ特に悩むことはないでしょう。

次に電気代です。こちらは、オール電化されているかそうでないかで変わってきます。オール電化の方が電気代が高くつきますが、夏のエアコンや冬の電気暖房機などの使用量が多いとそれだけ高くなりますので十分注意しましょう。

最後にガスですが、こちらは「プロパンガス」なのか「都市ガス」なのかによって大きく異なります。特にプロパンガスを使うと、都市ガスと比較して1.5倍くらい料金が高くなるといわれています。そのため、新居を決める際にも非常に重要な要素となっています。料金は一人暮らしの場合、都市ガスなら5000円前後、プロパンガスであれば6000円~8000円くらいが平均のようです。水道光熱費は地域によって大きく変わりますので、引越しする際、新居がある地域の水道光熱費について調べておくことが重要です。

電気代

電気代に関しては、住宅のタイプによって大きく異なるのですが、オール電化対応されている住宅の場合は、電気代が高くなり一万円以上になる場合があります。

しかし、オール電化でもIH対応保温調理鍋などで料理すると、ひと煮立ちしたあとは火から下ろして、あとは余熱で料理の完成するので、電力などを大幅にカットできます。よく言われるのがクーラーの設定温度です。でも、我慢しすぎて体調を崩しては元も子もないので、あまり無理しないようにしましょう。

ガス代

まずは住居がLPガス」なのか「都市ガス」なのかによって大きく異なります。LPガスの方が、都市ガスに比べて1.5倍程度は高いと言われています。ガスの場合も料理のときに保温調理鍋を使うとガス代の節約になります。シャワーのとき、からだを洗っている間は出しっぱなしにしないなどでもかな節約になります。水道光熱費もできるだけ節約して、お金は自分の好きなものに使えるようにしましょう。貯金でもいいですよ。

水道代

水道代は上水道と下水道の両方を合わせた請求になります。上水道の節約はわりとやりやすいと思います。洗濯はちょこちょこしないでまとめ洗いをする、お風呂に入った時の残り湯を使う、手を洗うときは水を出しっぱなししないなどで随分節約できます。下水道の節約はしないほうがいいと思います。

水道代の行き過ぎた節約で起きたトラブル
友人が下水道の節約をするのに、トイレタンク内に水をいれた1.5Lペットボトルを入れて、水が流れる一回量を節約(?)していたら、トイレがつまってしまって、業者に直してもらうのに2万円かかったと言っていました。このとき業者から「トイレのタンクは一回で流しきれる水の量が入るようになっているから、減らすと詰まりますよ。最近、節約術とか言ってタンクにものを入れる人が多いんですよね。こうやって詰まるとかえって高く付きますよ。」と言われたそうです。

別の友人は、小をしたら二回に一回流すようにしていたそうで、ある日旅行から帰ってくると大家さんと隣室の人が部屋の前に集まっていたので、何事が起きたのかと思っていたら、「あんた死んでいるんじゃないかと思って、生きてたんだね。じゃぁ~この臭いはなんなのかな?」と言われ、部屋の中を確認してみるとトイレ(大)を流していなかったせいで腐敗臭となっていたそうです。二回に一回がクセになっていて大をしたときに流し忘れてしまったそうです。恥ずかしさでそこにはもう住めなくなってしまい引越しをしていました。

食費

一人暮らしをすると『生活費』のすべてをやりくりしなくてはいけません。その中でも一番やりくりしやすいのは食費だと思います。一ヶ月の収入から家賃と光熱費を引いた金額が食費などに使えるお金になります。

しかし、すべてを食費で使うというわけには行きません。女性なら化粧品や洋服代など、男性でも洋服代や交際費などの支出を見越して食費を考えて使わなければいけません。食費は収入があったときに一ヶ月◯万円と決めておいたほうがよいです。決めないで生活をしていると月の後半に残金が少なくなり一週間カップラーメンなんてことになったりします。

また、いままで親元で食事の手伝いをしたことがないから自炊はムリと思って外食やコンビニでの食生活をと考えていると、一ヶ月の食費は4~6万円(一食700円とした場合)になります。料理の経験がなくてもできるだけ自炊をしたほうが良いです。自炊をするにあたっては特売品などを選んで購入するようにするといいですね。10円20円の違いでも積もり積もれば結構な金額になります。特売品の場合、一人暮らしでは多いと感じるかもしれませんが、小分けにして冷凍したりと工夫をしてみてください。

数日もしくは一週間分のメニューを考えて、できるだけ食材を使い切るようにしましょう。傷みやすい食材はまとめ買いよりも、少量買いのほうが無駄にならないこともあります。些細なことでも一人暮らしを始めたことで経験できるものと思って楽しんでやると節約生活も楽しんで出来ます。一人暮らしをエンジョイするために、出来るだけ無駄な食費に掛かる支出を抑え、自由に使えるお金を増やせるように努力しましょう!

生活費の中で食費は大きなウエイトを占めます。ですが、自炊するかしないかによって大きな差が生まれてきます。もし自炊する場合、材料費をとにかく安く押さえる必要があります。コンビニは高い食材が多いですから、スーパーの利用が必須と言えます。特売商品を選ぶのは勿論ですが、選ぶ食材も、例えば比較的高価な牛肉より安価な豚肉をできるだけ購入するようにすると材料費の節約になります。業務用スーパーがもし近隣にあるのでしたら、そちらを利用すると安い食材を大量に買えますので便利です。冷凍すれば長持ちをする食品も多々ありますので、まとめ買いするなどして可能な限り無駄な出費を控えましょう。

しかし自炊しない場合であれば、節約するのはなかなか難しいのではないでしょうか。3食を全てコンビニ弁当やお惣菜、カップ麺などで済ませた場合、朝と昼は200円~300円くらいで抑えられるかもしれませんが、夜はそうもいきません。500~800円くらいはどうしてもかかってしまうのではないでしょうか?そうすると、単純計算で4万円~6万円も1か月にかかってしまうことになります。月収次第では特にどうということのない金額なのかもしれませんが、1か月に必要な出費は食費だけではありません。出来る限り節約し、家賃や光熱費などにお金を回したり、趣味など自由に使えるお金を増やしていきたいところですね。

雑費

ここでは、食費や水道光熱費以外のその他の出費について見ていきましょう。その他の出費とは、いわゆる「雑費」のことをいいます。

家賃などのように定期的なものではなく、不定期に支出されるもののことです。洋服代やたばこ代、お酒代、台所用品や生活雑貨、更には旅行代など定期的とはいえないあらゆる出費を雑費として計算する場合があります。

女性であれば、化粧品代やスキンケア用品、アクセサリー代やエステ代など、このあたりにかかる出費が極めて大きくなる方もいらっしゃると思います。歯ブラシなど日常生活に必要な消耗品だけであれば1か月に1万円前後くらいの出費で足りると思います。

ですが、電化製品の故障や冠婚葬祭など、急な出費も雑費として扱う場合がありますので、もしそのような事態が発生した場合、雑費に割り当てるお金はいくらあっても足りません。

とはいえ、「雑費イコール日常生活の必需品」と考えれば前述のとおり1万円前後あれば十分です。そのため、「毎月雑費にかけるお金は1万円まで」など予め決めておき、その上で急な出費に備えて貯蓄しておくと、いざというときに慌てずに行動することができます。

安定した生活のためにも、毎月の貯金は可能な限り行いたいところです。また、食費などと同様に雑費も当然安く抑えたいので、購入する際は出来る限り安いお店を探す、まとめ買いをするなどして節約すると良いでしょう。

その他の出費

一人暮らしの生活費には食費や水道光熱費以外にもいろいろとかかります。これを一般的に『雑費』といいます。雑費に内容は個人よって違いますが、衣類やタバコ代、台所用品や生活消耗品などを指します。

初めての一人暮らしでは台所用品などを揃えるのに出費がかさみますが、一定の物が揃った後はひと月に使うお金が落ち着いてきます。台所用品で用意しなければいけないのは、自炊する場合は鍋大一個・小一個、フライパン、まな板、包丁です。これがあればほとんどの料理ができます。皿は2~3枚、丼、茶碗、カップなどがあればだいたい一人暮らしをスタートさせるには充分です。あとは料理の種類やテクニックに合わせて揃えていけばいいですね。

調味料は『さ・し・す・せ・そ』、砂糖、塩、酢、醤油、味噌のことで、この5種類があれば味付けには充分ですよ。調理の後始末に洗剤、スポンジ、水切りカゴがあればOK。調味料や洗剤などは消耗品とひとくくりとして雑費として考えます。洗剤といえば台所用だけでなく、洗濯用洗剤なども必要ですね。

タバコやお酒は嗜好品なので人によってかかる金額が大きく変わると思います。一ヶ月にこのくらいと決めておかないと使い過ぎることになりかねません。生活消耗品のための雑費という考えであれば、だいたいは一万円前後で一人暮らしの生活は賄えるはずです。平均は一万円と捕らえておけば、一人暮らしを安心して暮らしていけるでしょう。

しかし、電化製品などが故障してしまった場合などや風を引いて薬を買ったなどを雑費として扱う場合もあります。電化製品が毎月のように故障や風邪をひくことはないはずですので、毎月の支出として捉えておく必要はなく、生活消耗品をベースに考えておくこと無難な生活が出来るかと思います。雑費についても、消耗品の購入時にもできるだけ安く売っているお店を探したり、特売日を探したりすることで支出を抑えることが出来ます。これで年間を通して数万円もの節約に繋がります。

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