家族は夫と小学生の娘です。3年ほど前に夫の転勤に伴い、神奈川県内で引越しをしました。通勤できない距離ではありませんでしたが、転勤のタイミングで引っ越すと会社が引越業者の手配と費用負担をしてくれるということで、決断することに。
4月の転勤日に合わせ3月末に引越そうと思いましたが、会社の指定業者も過渡期のため調整がつかず、結局4月の初旬に引っ越すことになりました。
見積もりを出すための引越し業者の方は数ヶ月前に来ましたが、こちらも会社負担のため、ぜいたくに引越しおまかせパックなるものを選びました。荷造りから荷出し、不用品の処理手配まで、すべて行ってもらえるプランです。
引越しフルパックの見積もり額は30万円
エアコンの移動・設置費用も3台分、自転車2台も含み、見積額は約30万円でした。我が家は夫の趣味の漫画やCDが大量にあり、業者の方からは「家具は少ないが物が多い」と言われました。車は県内なので、自分たちが乗って移動するため費用に入っていません。
今回の引越しで残念でったのは、自分たちで引越し業者を選べなかったことでした。会社指定の会社はそれなりに有名な業者でしたが、パート勤務のスタッフの教育は行き届いてないのかもしれません。
残念だった点その1 荷造り前の状態を再現してもらえなかった
まず、本来荷造りに来るスタッフと、荷出しをするスタッフが、手違いにより変わってしまいました。本来荷造り前の状態を引越し先で再現してくれるはずでしたが、人が変わったために思い通りにならず。これは引っ越し前の住所と引越し先の住所、両側でパートスタッフの手配をしてしまったためにそうなったらしいです。
本来であれば、例えダブル手配をしていても、引っ越し前のスタッフが翌日も来て作業をするように手配できたはずですので、分配されたのは残念でした。
残念だった点その2 体力?気力のない作業スタッフ
次にパート勤務の年配の女性が、体力がなかった点です。重いものを運ぶための体力ではなく、継続して1つの作業をするための体力です。夫の漫画を本棚に戻す作業を担当していたのですが、途中で飽きたか疲れたのか、「巻数を揃えなくていいですか?」とのこと。これには驚きました。こちらとしては引っ越し前の本棚に、同じ位置に同じ漫画が配置されるものとばかり思っていました。しかし結局は漫画の位置もバラバラ、巻数もバラバラな状態で作業を終えることになりました。
残念だった点その3 エアコンの設置関連について
後で1つ後悔したことは、エアコンの配管を隠すカバーを依頼しておかなかったことです。欲を言えば、引っ越し業者の担当者さんから「カバーどうしますか?」と聞いてほしかったですが。部屋の梁の形状に合わせてカバーの形状や長さが異なるので、前の住居のは使えないことに気づかなかったのです。結局、会社持ちの請求には後からは追加できず、この分は自己負担で業者の在庫から取り寄せ、設置してもらいました。そのため自己負担にも関わらず色のバリエーションが少なく、思い通りの出来上がりにならなかったのも、残念でした。
引っ越しのおまかせパックの満足度は、スタッフの質によると身を持って体感しました。もし自由に引越し業者を選べるなら、口コミなどをよく見て、スタッフの年齢や教育が行き届いているかをチェックしたいです。