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荷物の破損などの荷物の搬送に関する引越し業者とのトラブル

引越し業者

引越の最もトラブルが起こるシーンは搬送時です。傷、紛失などが主になります。これを防ぐことは人間が運んでいる以上、不可能です。如何に責任の所在を明確にできるか、もしそれが引越業者側にあったとしても、それを多目に見れることができるかによります。

まず責任の所在を明確にする手段として、引越し前に家具類をデジカメに収める方法があります。これで傷をつけたタイミングがわかります。また、もし傷をつけてしまったら、いち早く自分に報告してもらうよう徹底することです。ここが徹底できていないと、相手としては知らばっくれることも可能です。今時の大手業者でそのような悪どいことをするケースはないと思いますが、念には念をってやつです。

もし傷がついてすぐに報告があった場合の対処法です。まずその作業員を校庭の裏に呼んでワビを入れさせる、ではもちろん無いです。まずは現場リーダーに連絡しましょう。引越現場にはだいたいバイト君がいたりしますが、きちんと社員、もしくはベテランアルバイトのリーダーがいるはずです。傷をつけた本人がバイト君の場合、その人と話をしても拉致があきません。責任を追う立場の人間を窓口にしてもらいましょう。

最後に紛失のトラブルですが、これは非常に稀です。道中トラックから荷物が転げ落ちない限り、まずあり得ないですから。もし紛失していることに気づいたら、これは警察に通報です。

搬送のトラブルはケースとして非常に起こり易いので、もしそのシチュエーションになったら冷静になることです。誰彼にあたり散らしても事は進展しませんよ。

補償されないモノは

引越し後しばらくたってから、荷解きをしたら、中身の荷物が破損していたような場合もあると思います。全ては約款に契約事項がありますので、上記のような場合でも、補償を受けることができます。この約款が契約の全てなのですが、読みにくく内容をしっかり確認しない方も多いようですが、大切な契約書ですので、しっかりと目を通す必要があります。

基本的には、見積もりの際に内金や手付金を請求することはできませんし、見積もりは無料です。またキャンセル料についての規定もあります。

荷物の破損などについては、3ヶ月以内に連絡すれば補償を受けられます。

しかし補償できない物品もあります。貴金属や高価な骨董品などです。従って高価なものはご自身で運ばれるとよろしいと思います(大きなものは無理ですが・・)。

もし、しばらくしてから荷物に破損が認められましたら、引越し業者に連絡をすることになるのですが、あらゆる部署にたらいまわしをされる可能性もあります。しかし、あきらめずに何度も連絡をするようにしましょう。

そして、引越し業者の対応が悪く、解決できそうにないと思われた方は国土交通省や地方の運輸局、ひっこし110番、全国の消費生活センターなどへ相談されるとよろしいと思います。

そして最後に留意していただきたいのは、見積書を単なる見積もりと思っている方もいると思いますが、見積書は契約書ですので、記載されている事項に変更が無い場合は、料金が変わることはありません。従って、見積書は大切に保管することが必要です。

荷物の破損・傷などの引越しトラブル

引越しには荷物の破損や傷は付き物のようです。「形あるものは壊れる。」ということわざもありますが、大正生まれの私の母などは、私が物を壊して困っていると「いいよ、いいよ。店屋が儲かるから。店屋も儲からなければ困る。」とよく言っていました。どちらかといえば貧しかった私の家でこんな言葉を言っていた母を、ある意味尊敬します。

ということで、傷や破損はつきものなので、ならばそうならないように荷造りを丁寧にしましょう。物が壊れて「新しい新天地で幸先縁起が悪い・・・」とならないためにもね。

引越は実際、階段がある、運搬する距離が長い、入口や搬入口が狭く作業の妨げになるなどといった悪条件は、その確率をさらに上げる可能性があります。引越業者さんがどんなに気を付けていても、どんなに熟練したスタッフであっても、そして正しい作業手順を踏んでいても、家具にキズをつけたり、壊してしまったりすることもありますから、荷物事故が起きた場合の業者の対応も業者さんに一応聞いておくことも必要です。

そのためにも、営業マンの携帯番号は控えておくことをお勧めします。

修理や代替え品、弁償などは、現場の作業員では決められない場合が多いです。その場で引越作業員を責めていても話は進みません。とにかく引越しは終わらせなければなりませんから、まずは引越作業をすべて完了させるようにして、その後に、問題を解決できる業者の担当者と話し合います。

業者さんの多くみられる対応は、修理・代替品・金銭的な補償する事が多いようです。

荷物の紛失のトラブル

引越トラブルでよくあるのが荷物の紛失です。後味のわるい思いをしている人も多くいます。

知人の家で引越しをしたのですが、荷物をダンボールごと3箱無くされました。そのかわり、ゴミと指定したダンボールが、変わりに来ていたそうです。知人は、梱包から全て任せてあったので、何を梱包してあったのかもわからず、かなりの損害だったようです。引越業者さんと話し合ったのですが、紛失があったことは、認めましたが全く弁償してくれなかったそうです。引越し代払って、荷物を無くされて詐欺じゃないかと怒っていましたが、とにかく盗難届を出すように人に勧められて出したようです。

引越トラブルで、破損については保険がきいて弁償をしてもらえることがほとんどですが、紛失の場合は保険も聞きません。無くなったものの証明も難しく、損害額も証明が難しいです。詳しい保険の適用範囲については、必ず事前に引越し業者に確認おくことが大切です。

実際に紛失を証明するのは難しいのですが、引越中に荷物がなくなってしまったのであれば、やはり引越業者さん側になんらかの責任や補償が欲しいですよね。引越し会社側としては、荷物の「破損」はともかく、「紛失」に関しては、『基本的にあり得ないもの』として扱うため、もし紛失が起こったときは、盗難事件として警察に届けて欲しいという対応になるようです。しかし、割り切れません・・・

絶対になくしてはいけない貴重品に関しては自分で運ぶべきですし、そうではない荷物も引越し後に時間をおかないですぐに確認することが必要です。

引越しの作業員のアルバイトってどうなの?

引越のアルバイト募集を御覧になったこと、一度はありますよね。それだけ頻繁に見るほど引越のアルバイトというのは入れ替わりの激しいバイトと言えます。しかしそれは劣悪な職場環境というわけではなく、単純に「ハード」なだけです。応募する方もそれは百も承知。それを補って余ある魅力は、その給料の高さです。

某大手引越会社の社員なんか新卒3年以内で手取り30万円を超えるといいます。そんな会社のアルバイトですから、そりゃもう高待遇です。若者はそこに短期間だけ覚悟して入り、目標額を稼いだらさっと辞めていくのです。

そんな引越作業員によるトラブルですが、私は何もそういう金目あてのスタンスで働いているからトラブルが多い、と言いたいわけではありません。確かに一部のベテランアルバイトを覗けば入れ替わりが激しい分、個人にノウハウは培われません。ミスもあるかもしれません。しかしそれは昔からです。引越現場で作業員マターによるトラブルが発生するのは、現場リーダーの落ち度によるものが非常に多いです。

引越し現場は連帯感、チームワークがものをいいます。もちろん腕っ節が強いチームもいいですが、個人個人が好き勝手やっていては駄目です。「いっせーのーで!」「下ろしますよ!」「角がぶつかりそうです!」などなど、そういったチームワークができていれば、仮に一人もやしっ子がいてもカバーできるもんです。

作業員のトラブルを防ぐ為には、申込みの際に「できるリーダーよこしてくださいよ」とチクリとすれば案外効果がでるかもしれませんよ。

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