このサイトは広告をPRしているサイトです

熱中症の対策を!真夏の帰宅時の猛暑対策

熱中症の対策 住まいと暮らし

毎年、酷暑の夏には熱中症で亡くなる方が少なからずいらっしゃいますね。

数年前にニュースで熱中症により男女28名が亡くなったことを報じていましたが、いずれもエアコンがなかった、もしくはあっても使っていなかったそうです。

エアコンがあるのに使っていなかったのはどうしてなんでしょうね。暑いと感じなかったのでしょうか?

亡くなったのは高齢者が多かったそうです。高齢になると暑さを感じにくくなったり、汗をかきにくくなるそうですね。自分で体調の不良に気付かないうちに大変なことになってしまったのでしょうか?

そういえば喉が渇いたなと思ったときはすでに脱水状態なんだそうです。

~私は室温がそんなに高くなくても暑く感じて動悸がしますが、そう感じたときに水を一杯飲むと動悸も暑さもなくなります。

どうやら喉が渇いたと感じる前のシグナルのようです。

人によっては『喉が渇いた』と感じなくって違う感じ方があるのかもしれません。

いつもの自分の状態というか問題のない状態を知っていると脱水状態などに気づきやすいかもしれませんね。

暑くってもエアコンを使わない人がいますよね。節電を呼びかけているからエアコンを使うと悪いことをしていると感じてしまうのでしょうか?

節電をして体調を壊したり、ましてや命を落としてしまってはもともこもないです。何を目的に節電をしているのか考えたほうがよいですね。

・・・と言っておいてなんなのですが、

まずは窓を全開に

夏に家を留守にしていて帰ってくると、閉め切ってあった部屋がモワ~ッと熱くなっています。

急いでエアコンを付けたくなりますが、ちょっと待ってください!

その前に窓を全開にして、締め切った部屋の熱い空気を外に追い出してください。

部屋の気温は外よりも熱くなっているはずですから、部屋の空気を下げてからエアコンを付けた方が早く部屋を涼しくすることが出来ます。

そして共働きなので日中に家を留守にしているお宅など西日対策に窓に「断熱シート&アルミ」を貼っているお宅もあります。吸着タイプで簡単に貼れて、貼り直しも出来ます。

ただ、貼り直しの出来ない物もあるそうですから、購入する時には確かめてから購入してください。太陽光線を45%以上もカットするのですから貼る価値がありそうです。

更に、窓の外側にアルミ製の簾をかけておくと、大幅に西日の部屋の温度の上昇が抑えられて、仕事から帰ってから部屋の熱気で、うんざりする不快感が軽減されます。

次に軽くシャワーを浴びて汗を流すと気持ちが良いですよ。

暑いところから帰って、それだけでもグダーッとしたくなりますが、そのままちょっと休憩しても気持ち良くなるどころか、かえって不快感が募ります。

シャワーを浴びている間に部屋の中も冷えて、頑張って夕飯の支度をしよう!何ていう気持ちも湧いてきます。

キッチンに行ったら、冷たいジュースでも飲みたくなりますが、糖分の多いジュースは糖尿病の元にもなりますし、それよりも氷を口に入れて頑張りましょう。氷は比較的長い時間口の中を冷やしていられるのでお勧めします。

扇風機と換気扇の活用

猛暑では、室内でも熱中症にかかるので注意が必要です。クーラーが嫌いとか、節電したい人は、扇風機や換気扇も使い方でより、暑さを凌ぐことが出来ます。

夏は、外の空気を取り入れたくて窓を開けるのですが、しかし、風がないとなかなか外気を取り込むというところまでいきません。そこで扇風機や換気扇を使って無理やり外気を取り込むのです。

取り込み方は、扇風機を、部屋の空気が外に行くように、窓の外に向かって置きます。

そして、取り入れ口の窓の外はよしずなど囲っておくことをオススメします。そして、そのよしずを濡らしておいたり、よしずの周りに打ち水をすることで、更に涼しく過ごすことが出来ます。

クーラーをできるだけ使わないようにするには、換気扇もけっこう役に立ってくれます。

そして、換気扇の日常の使い方ですが、どちらかというと部屋の臭いや、煙を外に出すためという感じがあるのが換気扇です。

しかし以前、テレビで紹介していたのは、臭いというよりも部屋の湿気を外に出すツールとして活用することを勧めていました。

換気扇を回すことで、外の空気を取りこむ&部屋の湿気を外に出すことになります。

同じ暑さでも、湿気が多いとより不快感が増します。部屋の湿気を追い出すことで、不快感も少なくなり、より快適な空気にするために役に立ちます。

なので、帰宅したら換気扇と扇風機を賢く活用して猛暑を乗り切ることをおススメします。

ちなみに、後で聞いたのですが、名古屋の知人は、名古屋は湿気の多い暑さなので、昔からやっているわよ!と言われてしまいました。

最近は、すだれを取り付けているお宅も多く見かけるようになりました。皆さん、試行錯誤をしながら節電に工夫していることが覗われます。

シャワーで汗を流す

暑い外から帰宅したら、出来るものならすぐにシャワーを浴びることをおススメします。やはり、暑さを一気に吹き飛ばすにはシャワーが一番ですよね。汗ばんだ体も綺麗になって、身も心も爽やかになること請け合いです。

夏の暑さに負けてダラダラしてしまうと、余計に疲れるものですから、シャワーで爽やかにエンジンをかけて動いた方が、スッキリすると思います。

朝も目覚めをスッキリさせるためにシャワーを浴びる人もいます。しかし夏の朝のシャワーは、やり方を間違えると余計に汗をかく原因になってしまいます。

朝のシャワーの浴び方としては、体温より低い温度のお湯で浴びることをおススメします。体温より暑い温度でシャワーを浴びると、身体に熱が溜まってしまいますし、疲れの根本的な原因となってしまいます。

なので、朝のシャワーの温度には気を付けてください。お湯の温度と言えば、夏の夜のお風呂の温度も低めの温度を低くしてください。副交感神経の動きが活動的になってリラックス効果があります。

シャワーを浴びたくても、忙しくて浴びられない時もありますよね。そういう時は、太い血管が首やワキの下や股関節などの体表面の近くにありますので、その部分を濡れているタオルなどで直接冷やすだけでも涼しくなりますから試してみてください。

ある市の交番では、道行く人が熱中症にならないように、「暑さで気分が悪い時は、氷を首やわきに当てて応急処置をするように」と、交番に氷が置いてあるそうです。あなたの市でもやっているかどうか確かめてみて、もしもの時には利用させてもらうことをおススメします。

扇風機+竹シーツの活用

猛暑対策でも熱中症の対策が一番大事になってきます。特に高齢の方が、家の中で熱中症になって救急車で運ばれるケースが増えています。救急車で運ばれるのならまだ良いのですが、一人暮らしのお年寄りが増えている今、少しでも家の中での涼しい環境を整えたいものです。

高齢者の場合は暑い時は、出来るだけクーラーを使ってもらいたいのですが、クーラーが無いお年寄りや、あっても使いたがらないお年寄りなどもいます。

そこで、扇風機と竹シーツで可能な限り涼しくすることをオススメします。竹シーツは本来寝る時用のものですが、ひんやり感がとっても良く、昼間も竹シーツの上に座ったり寝転んで涼しく過ごすことをオススメします。

そして、扇風機をかけていれば、お年寄りは結構寒がりですから、その2つでかなり過ごせることと思います。長野県では、お年寄りの居る家庭では一年中コタツを出したままのお宅は多いです。

東京都内でも、扇風機と竹シーツの活用で、クーラーを使わずに快適に寝ている人も多いです。竹シーツはちょっと重いのですが、布団がへたれることもないようです。竹という天然素材ですから、最初はニオイがするかもしれませんが、別に嫌なニオイでもないので気にならないと言います。

クーラーを付けなくても、涼しく寝るためには「エアコンマットSOYO」というのが売られています。ATEXという会社の涼感寝具なのですが、睡眠不足は夏バテの原因になってしまいますから、寝苦しい夜のために睡眠不足にならないように利用してみてはどうでしょうか。

スポーツドリンクの活用

うっかりすると命を落としてしまうのが熱中症です。猛暑対策の中でも特に重要になってきます。暑いと汗をかきますが、汗をかく時は汗と一緒に塩分も失われます。

なので、昔の加治屋さんは、塩を舐めながら仕事をしていたと言います。加治屋とは、高温で鉄を熱して、刃物や鍬などを製造や修理をする仕事です。常に熱い火の傍にいるので、どうしても汗をかきますから塩を舐めて塩分の補給をしていたのです。

このように、汗をかく時は塩分も失われるのですが、塩を持ち歩くのもなんだかなと思ってしまいます。そこで、夏の暑さで汗をかいた時にはスポーツドリンクで水分と塩分を補給することをオススメします。排出された塩分を補うことで、疲労回復を早めるそうです。

大切な塩分を補うほか、疲労回復に効果があるのでつい栄養剤に頼りがちになってしまうのですが、私は昔から「栄養剤に頼り過ぎると、栄養剤を飲まないといられない体になってしまう。」と聞いていたので、本当に必要な時だけしか飲みませんでした。そうしたら、最近のニュースに「栄養剤の飲み過ぎに注意!栄養ドリンクで死亡事故発生」とありました。やはり、飲み過ぎには注意が必要です。

ストレス他、慢性的に疲労を抱えている人が多いのですが、栄養ドリンクでも、特に清涼飲料を飲む時は注意を!と、呼びかけていました。栄養ドリンクは、「医薬品」「医薬部外品」「清涼飲料水」に分類されていますが、医薬品と医薬部外品は、飲み方で気を付けることほか、飲む量も書かれていることが多いのですが、清涼飲料水場合はそれらが書かれていない場合が多く、飲む時には自分で注意することが必要です。

ちなみに塩分の補給には、塩味の飴などが売られていますから、お出かけの時には邪魔にならずに持って行けますから、外出先での熱中症対策にオススメです。

タイトルとURLをコピーしました