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引越しの1週間前に行うべきこと<引越しの手順>

引越しの準備・手順

一週間前と言えばもう引越しはすぐ間近まで迫っている気分になって来る頃でしょう。荷造りなどの準備から手続き等、ラストスパートをかける時期となります。

転居届

引越しの際に重要な手続きとして転出、転居届があります。今住んでいる住所とは違う市区町村へ引越す場合は「転出届」の手続きをして、「転出証明書」を発行してもらいます。

また、同じ市区町村での引越しの場合は、「転居届」を提出しなくてはいけません。手続きの方法は、転出届は引越しをする前に現住所の登録がある市区町村役場で行います。その際に、印鑑と身分証明証が必要となりますので忘れずに持参しましょう。発行してもらった転出証明書は、引越し先で手続きをする際に必要となりますので、引越しの最中に紛失してしまったというようなことがないように大切に保管しましょう。転居届は、引越しが終わってから14日以内に提出しなくてはいけません。

また、市区町村役場への手続の他にも忘れてはいけないのが、郵便局への転居届です。この手続きを済ませておかないと、引越しした後も郵便物が旧住所に届いてしまうので、新居に郵便物を転送してもらうために忘れずに行いましょう。手続き方法は、最寄りの郵便局で「転居届はがき」をもらい必要な項目を記入して投函します。郵便局のホームページからも手続きすることが出来ますが、その場合、携帯電話での本人確認認証が必要になります。手続きをしておくことで引越し後1年間は旧住所宛に届いた郵便物を新住所へ転送してもらえます。

また、1年間を過ぎたあと更に転居届を出すことで、また1年間転送が延長されます。この他にも必要であれば親しい友人や親せきに「転居通知」のハガキを出すことも忘れないようにしましょう。

梱包資材の手配と荷造りを始める

引越しで面倒な作業と言えば「荷造り」だと思います。引越し業者に依頼した場合、梱包資材のサービスしてくれる場合もあるので、荷造りを始める前にサービスしてもらえる資材の量を確認しましょう。資材サービスがない場合や足りない場合は、出来る限りお金をかけずに梱包資材を準備します。ダンボールは購入すると意外に価格が高いので、近所のスーパーやコンビニ、ドラックストアなどでもらえる物を利用するようにします。引越し業者によっては、使い古しのダンボールを分けてくれる場合もありますので確認してみるのもひとつの方法です。

ダンボールの他にも新聞紙やガムテープ、ビニールヒモ、輪ゴムなども用意しておくと何かと便利です。新聞紙は食器を包んだり、丸めてクッション材として代用できるので多めに準備しましょう。ガムテープは、引越し業者の資材サービスに含まれていますが、自分で準備する場合には紙製のものと布製のもの、2種類用意しておくと便利です。他にも古くなった毛布やタオルなどがあると、家具の保護や雑巾としても利用できるので重宝します。荷造りは、まず押入れの奥ものや普段は使用していないものから詰めていきます。詰め終わったダンボールには、中身が分かるようにマジックなどで入れたものを書いておくと荷解きの時に便利です。

また、重たいものを詰める場合は、ダンボールの底にガムテープを十字に貼って補強しておきましょう。本屋などの重いものは小さめのダンボールに、軽い荷物は大きめのダンボールに詰めるのが基本です。食器などを詰めた段ボールには「われもの」と一目でわかるように書いておきます。

さまざまな手続きについて

転居届の他にも引越しには、さまざまな手続きが伴います。面倒でも後々困ったことにならないよう、手続きのし忘れがないようにひとつひとつ終わらせるようにしましょう。

まず、大事な手続きと言えば国民健康保険の手続です。国民健康保険に加入している場合、引越しにより市区町村が変わると引越し先の市区町村の保険者となるため、引越しの際に資格喪失手続きが必要となります。届出は引越した後でも可能ですが、旧住所の役所へ来なければ手続き出来ないので、転出届を出すついでに国民健康保険の手続も一緒に済ませてしまう方が良いでしょう。国民健康保険の他にも印鑑登録をしている場合は、引越しの際、印鑑登録証を返却しなくてはいけないので、この手続きも一緒に済ませてしまいましょう。ただし、転出届を提出することで自動的に印鑑登録も解除される場合もありますので、各市区町村役場に確認すると良いでしょう。

市区町村役場での手続きは、この他にも子ども手当の手続きや50CC~125CCのバイクを所持している人は市区町村役場で引越しの手続きを行います。子ども手当の手続は、同じ市区町村内での引越しの場合は住所変更届を提出します。バイクの引越し手続きには、ナンバープレートと標識交付証明書、印鑑が必要となりますので忘れずに持参しましょう。

廃車申告書を提出し、廃車証明書を交付してもらった、引越し先の市区町村役場へ証明書、新しい住所の確認がとれるものと印鑑を持参して、新しいナンバープレートを発行してもらいます。また、126CC以上のバイクに乗っている人や車の登録変更は、引越しの前に手続きの必要はないので注意しましょう。

電話とインターネットの移転

引越しと同時に電話やインターネットが使えるように、早めに移転手続きを済ませるようにしましょう。遅くとも引越しの2週間前までに済ませておくと安心でしょう。

電話の移転はNTTの「116」番に連絡を入れると手続きをしてもらえます。現在の電話番号と契約者名義、新旧の住所確認、電話を止める日、引越し先での使用開始希望日を担当者に伝えます。電話回線を開通させる際、それに伴う工事費用がかかる場合があり、金額は工事の内容によって異なるので前もって確認しておきましょう。また、電話番号が変更になる場合、7日以内であれば新旧居の両方で電話を利用可能です。

インターネットプロバイダーの引越し手続きは、利用中のプロバイダーに連絡を入れます。各プロバイダーで手続き方法は異なるため、事前にホームページなどで確認しておくと手続きがスムーズに行えます。そして、手続きの際に以下のことを確認しておくとスムーズにインターネットを始められるでしょう。まず、現在の住所でいつまで利用可能なのか、引越し先での工事の立ち合いについて、引越し先ではいつから利用可能か、モデムをレンタルしている場合の返却方法や再レンタルについてなどを確認しておくと良いでしょう。

また、引越しを機会に固定電話を利用しなくなる、プロバイダーを変更したいといった場合は、月々の料金の締日や現在利用しているプロバイダーの解約手続き、新規で申し込むプロバイダーの利用手続きなどがあるため、1ヶ月以上前から準備を始めておいた方が良いでしょう。早めに準備をしておかないと引越しと同時に工事が終わらないなど、すぐに利用できない可能性もあるので注意が必要です。

さまざまな住所変更

引越しにより住所が変わると、色々な住所変更の手続きが必要になります。住所変更を忘れていて大事な書類が届かない、もらえるはずのお金が支払されなかったりと、あとでこんなはずではと後悔する前に必ず住所変更の手続きを済ませましょう。住所変更をする主なものを挙げると以下のようなものがあります。まず銀行預金ですが、地方銀行などの場合、引越し先に支店がないこともありますので、これを機会に解約しておくことも必要です。そのまま継続して利用する場合は忘れずに住所変更をしましょう。

銀行の他にも郵便貯金やクレジットカード、ローンを組んでいた場合はそのローン会社にも連絡を入れましょう。また簡易保険や生命保険などの各種保険会社、株券、JAFなども住所変更が必要です。この他にも携帯電話やインターネットのプロバイダー、資格などがある場合は、各種免許の住所変更を行わなくてはいけません。そして、みなさんも必ず一度は作ったことがあると思いますが、さまざまな店舗などで作ったポイントカードや会員証なども住所変更が必要な場合があります。また、食材などの宅配を利用していた場合は、引越し先でも利用できるか確認をして、出来なければ解約の手続きを取りましょう。

このようにざっと挙げただけでも、これだけたくさんのものの住所変更が必要になるのです。人それぞれ必要な手続きが違ってくるので、リストにまとめてチェックしながら忘れずに住所変更をしましょう。また、引越しを機会に必要なもの不要な物を見直して、不要であれば解約の手続きをするなど考えてみると良いかもしれません。

ライフラインの手続き

引越しに伴う手続きには、生活していくために必要不可欠なライフラインの引越し手続きも忘れずに行わなくてはいけません。電気、ガス、水道の引越し手続きは、新居で使用を開始する日にちも決めておく必要があります。まず、電気の手続きは、自分が利用していた電力会社の支社や支店に移転の連絡を入れます。

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連絡先は、毎月届いている検針票や領収書に連絡先が書いてあるので、そこに連絡をします。

電気料金は、引越しの当日に精算する方法と新居へ請求書を送ってもらう方法があるので、自分の都合の良い支払方法を選択しましょう。今まで口座振替で支払っていた場合は、口座から引き落としてもらうことも可能です。

ガスの手続きは、自分が利用していたガス会社や支店へガスの閉栓依頼を行います。そして、引越しの当日にガス会社の方に、メーターの確認とガス栓を止めに来てもらいます。ガス栓を止める際には立ち合いが必要となり、そのときにガス料金の精算も一緒に行います。当日に精算をしない場合は、新居へ請求書を送ってもらいます。電気料金と同じく口座振替だった場合は、口座からの引き落としも可能です。

水道の手続きは、水道局の営業所や市区町村の水道課へ引越しの連絡を入れます。この際、手続きは各市区町村により異なる場合がありますので注意が必要です。また、この他にもNHKの受信料や新聞や牛乳などを配達してもらっていた場合などは、それらの引越し手続きも必要となりますので忘れずに行いましょう。

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