アイロンがけは日頃からタ~イヘン!
数ある家事の中でも、個人的に特に難易度高いのがアイロンがけです。アイロン本体は重い、アイロン台の上であれこれ服を動かすのは大変、肝心のシワはなかなか取れない、表も裏も上手くかけないと新たなシワができる…。やり方が下手なだけなのですが、どーも上手くいかず、放置してしまいます。まともにかけられるのはハンカチくらい。その上、アイロン台の脚部が一部破損(全損ではないので一応使うことはできます)。そのため、自宅には大量の「アイロン待ち」のしわくちゃ衣類が…(>人<;)
今は長期出張中ということで、重い電化製品は全て置いてきました。アイロンもそのうちの1つ。とはいえ、アイロンを全くかけないわけにもいかないので、以前テレビで見た「シワとりスプレー」で良いかな~、1000円くらいで買えるようだし、とぼんやり考えながらネットサーフィンをしていたところ、とあるネットニュースを発見しました。
それは、「衣類スチーマー」を紹介した記事でした(リンクはあえて貼りません)。一人暮らしでもお手軽に、ハンガーにつるしたままでシワとりができるとのこと!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノこれは使わないわけにいかない!!価格面が気になりましたが、調べたところ一万円前後で買えるとのことなので、「これだ!」と思い早速買いに行きました。
※商品宣伝が目的ではないので、販売元を出したりリンクを貼るのはこの記事では避けます。悪しからずご了承願います。
早速購入!衣類スチーマー!
商品はこんな感じです。色は白をチョイス。一緒に「折りたたみができるアイロン台」も購入しています。台というよりシートですね。さすがに袖口や裾はハンガーにつるしたままかけてもキケンですからね。さすがに台は必要だと思い、折りたためて便利なシートを購入しました。テカりを防ぐためのカバーもついているのがポイントです。
アイロンシートと比較しても小さいですよね。この小ささが良いのですo(^▽^)o 出張期間終了時の荷造りも楽なことでしょう。また、このスチーマー軽い!!とにかく軽くて持ちやすいです。重さは1キロ弱だそうです。これならサクサクと動かすことができますし、ストレスなくシワとりできそうです^_^
枕カバーに使ってみた!
早速使います。まずは、付属のカップに水を入れ、スチーマーの給水口に注ぎます。こぼさないように注意です。
給水口、ちょっと小さいですね。こぼしやすそうですが、カップの先端が上手い具合にとがっているので、こぼすことなく水を注ぐことができました。こういう細かい工夫は良いですね。
給水口のふたをしっかり閉じたら、コンセントにプラグを差し込み、電源をいれます(赤いランプが点灯します)。
そしていざ!枕カバーにかけてみます。
写真撮るの下手ですみません…枕カバーにシワが結構あるのがおわかり頂けると思います。これにスチーマーをかけてみます。試しに一部だけかけてみると、下の写真のようになりました。
どうでしょう?写真の真ん中部分が綺麗になっていますよね^^ 両端はまだかけていないのですが、違って見えるのではないでしょうか。
スチーマーをかけている最中はこんな感じです。アイロンをかけるのと同じ要領で、シワをのばしていきます。この際、取っての下についているボタンを押すと、スチームがでるという仕組みです。枕カバーの面積が広いので、終わるまでに時間がかかります(^_^;) 時間がないときは普通のアイロンの方が一気にかけられますし、良いかもしれません。
簡易アイロン台を使用した後の注意点
さて、今度はハンガーにかけたままの状態で使ってみたいと思い、アイロンシートを片付けたのですが…スチームを使ったからでしょう、床が濡れていました…><
すぐ乾くので良いですが、カーペットや畳の上では使えませんね。折りたたんで袋にパッとしまえますので便利なのですが、結局のところ、ちゃんとしたアイロン台を買ったほうが良いのかもしれません。
ジャケットに使ってみた!
更に物は試しということで、数年前に買った白いジャケットに使ってみました。2年前に買ったのですが、既に汗染みが酷く、クリーニングに出しても「これ以上は繊維を傷めます」という注意書きがついて戻ってくるくらいのものです。
ハンガーにつるしたままでやってみます。裾を引っ張りつつ、ゆっくりと動かす…わけですが、そうすると、肝心の裾はアイロン台を使う必要があるのですね(>人<;) この「ゆっくり動かす」がどうしてもできず…ハンガーにつるしたままですから当然といえばそうなりますが。なので、上手くシワがとれませんでした。
シワ結構残っています。シワ取り作業って大変ですね(>_<) どこかの高級ホテルにはアイロンかけ専門の職人がおり、卓越したアイロン技術で宿泊客の洗濯物にアイロンをかけると聞いたことがありますが、どれほど素晴らしいのでしょう…気になります。
カプリパンツに使ってみた!
もう一点、今度は黒いカプリパンツに使ってみました。昨今のワイドパンツブームからかけ離れたものですが、まだまだ使えますよ。で、やはりといいますか、つるした状態でスチーマーを使うのは難しいですね~。特に上部。結果として、下の写真のようになりました。
ジャケットよりは、上手くシワとりできているような気がします。ですが、上と下はどうにもシワが残ってしまうんですよね…。ポケット部分とか、ウエスト部分とか特に難しいです。普段、アイロンを使っていてもなかなかシワがとれませんでした。コツがあるのだとは思いますが。この辺りはスチーマーがどうという問題ではなく、単純に私の技術不足なんでしょうね><
長期出張中のアイロンがけはタ~イヘン!だから「衣類スチーマー」で解決!まとめ
・出張期間のアイロンは、軽くて動かしやすく、場所を取らない「衣類スチーマー」で!
・ハンガーにかけながらのスチーマー使用はかなり難しい。練習が必要。
・襟や裾はアイロン台の使用がマスト!
・一人暮らしなら、折りたたんで収納できる「アイロンシート」の使用でもOK!
私のアイロン技術の問題だと思いますが、簡単にシワがとれるのか?というと正直疑問でした。軽めのシワなら確かにすぐ取れるのですが。スチームもすぐなくなってしまいますし。また、服の面積が大きいと、スチーマーをかけるのが大変だというデメリットもあります。ゆっくりと動かしながらでなければ効果が見られないため、時間がかかってしまいます。仕事で遅くなったけど、シワとりはしなければならない…という場合は通常のアイロンの方が効率が良いことになります。
ただ、アイロンより軽く、動かしやすいので使う気になれる、持ち運びが容易というメリットはものすごく大きいです。普段洗えないジャケットにも使えますからね。急な出張を命じられても、これで安心です。また、着ようと思ってクローゼットから出してきた服に、実はシワがついていた!という場合、落ち着いてちょっとスチーマーをあてるだけで、その部分のシワを取り、諦めることなく着ていくことが可能です。デメリットよりメリットが多いと感じます。結論として、「状況に応じて使い分ける」これがベストなアイロンのかけ方なのかもしれません(⌒▽⌒)
いずれにせよ、アイロンがけの技術力はあげないといけませんね><