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神奈川県を走るJR、私鉄、地下鉄

江ノ電住まいと暮らし

神奈川県を通るJR、私鉄、地下鉄などの電車をまとめています。地方から大都市へ引っ越すとまず戸惑うのが、どの電車へ乗ったら目的地へ行けるのかとことでしょう。

もっとも近年ではスマホの普及により簡単に路線・経路を知ることが出来るようになりましたので、これだけの電車が走っているよという情報となります。

JR

JR東海道線

JR東海道
JR東海道線は、東海道本線のうち、JR東日本が管轄している東京都千代田区の東京駅から、静岡県熱海市の熱海駅までの区間を運行している中距離旅客列車です。

国鉄が運営していた当時は、JR東海道線の普通列車を指して「湘南電車」という言葉が旅客案内において用いられており、今でも「湘南電車」と呼ばれています。JR東海道線は、東京から南へ伸びて、横浜市、藤沢市など、神奈川県の太平洋側の各都市を経由して、熱海市へ至ります。

JR東海道線は、東京都心への通勤路線となっており、朝ラッシュ時の利用者が多かったため、JR東日本は混雑改善を図ってホームライナーを増発したり、2階建てグリーン車を連結させて着席サービスを向上するなど様々な手段を図っています。

2001年からは、横須賀線の線路と山手貨物線新宿駅を経由し、高崎線へと直通する湘南新宿ラインの運行が開始されました。また、東京から伊豆半島へ向かう特急列車、「踊り子」や「スーパービュー踊り子」も走っています。JR東海道線のラインカラーは、車体の一部であるオレンジ色によって現され、通称「湘南色」と呼ばれています。

横須賀線

横須賀線
横須賀線は、神奈川県鎌倉市の大船駅から、横須賀市の久里浜駅を結ぶJR東日本の鉄道路線です。横須賀線は、東京地区の電車特定区間(E電)の一つであり、東京都心と、鎌倉市や逗子市、横須賀市などの三浦半島内の各都市を結んでいます。

横須賀線は全区間が電車特定区間となりますが、使用される車両は、一部にクロスシートやトイレを備えた近郊タイプの車両が用いられています。横須賀線の車体の色は伝統的に青とクリーム色を使用しており、通称「横須賀色」と呼ばれています。旅客案内でのラインカラーは、この横須賀色に近い色の青が使用されています。横須賀線の沿線には、軍都として有名な横須賀や、多くの別荘地を擁しています。

そのため、横須賀線では早くから二等車(後の1等車、グリーン車)が連結されており、現在まで受け継がれています。 1980年以降、東京駅から多くの電車が千葉方面の総武快速線と直通するようになり、横須賀線と総武快速線の両線を合わせて「横須賀・総武線」と呼ばれることもあります。

また、品川駅~逗子駅間では、横須賀線と湘南新宿ラインの列車が線路を共用しています。横須賀線は全線を通じて線形となっており、各駅停車を中心に運行されています。

横浜線

横浜線は、神奈川県横浜市の東神奈川駅と、東京都八王子市の八王子駅を結ぶJR東日本の鉄道路線です。
横浜線
横浜線の地元では「ハマ線」と呼ばれており、東京地区の電車特定区間内(E電)の一つです。路線名は「横浜」ですが、横浜駅は東神奈川駅から京浜東北線で一駅隣であり、横浜駅へ直通しない列車も多いです。

横浜線は、横浜市の北部から中心部にアクセスするための機能を果たしていると同時に、東京都心から郊外に延びる放射状路線と交差し、いわゆる環状路線としての機能も有しています。

横浜線の始まりは、1908年に開業された横浜鉄道という私鉄であり、横浜鉄道は八王子や信州で生産されていた生糸を横浜へと運搬することを目的として開業されました。横浜鉄道は1917年に国有化され、1932年に横浜駅、桜木町駅への乗り入れが開始されました。

また、1964年には東海道新幹線が開業し、横浜線との交差箇所に新横浜駅が開業しました。そのことにより、横浜線は、横浜市内と新幹線のフィーダー路線としても機能するようになり、さらに1967年からは輸送力増強のため複線化工事が順次行われ、1988年までに全線が複線化されました。
横浜線路線図

南武線

南武線
南武線は、神奈川県の川崎駅と、東京都の立川駅を結ぶJR東日本の鉄道路線です。その他の支線に、浜川崎支線(南武支線)、尻手短絡線があります。

南武線のラインカラーは黄色で、車両の一部が黄色に塗られています。南武線は、川崎市の細長い形に沿うように走っている、川崎市の動脈となる路線です。南武線は今のところ、川崎駅付近や、臨海地区などの南部地域と、多摩区などの北部地域を結んでいる唯一の交通機関です。
南武線
また、南武線は東京地区の電車特定区間(E電)の路線の一つであり、都心や山手線各駅から郊外に延びる放射状路線と交差している環状路線の一つです。京葉線・武蔵野線と連続している東京の外環状線の一部となります。

南武線は多少距離が離れつつも、全線が多摩川と並行して走ります。川崎市内では二ヶ領用水とも並行して走っており、その本川および川崎堀とは、各駅付近で5回交差します。南武線は川崎駅で京浜東北線北行の線路と繋がっていますが、入線は不可能となっています。

2008年、JR東日本が発表した長期経営計画において、南武線は横浜線・武蔵野線・京葉線とともに「東京メガループ」を形成し、2011年4月には、快速列車が32年ぶりに復活しました。

相模線

相模線
相模線は、神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎駅と、相模原市の橋本駅を結ぶJR東日本の鉄道路線です。ラインカラーは相模川をイメージした濃い水色です。

相模線は茅ヶ崎駅から相模川に沿って北へ向かって走っており、元は相模鉄道(現在の相鉄ホールディングス)の路線でしたが、東海道本線と中央本線とを結ぶバイパス路線として国有化されました。相模線の終点である橋本駅は、リニア中央新幹線停車駅の候補の一つとされています。

相模線は、すべての列車が各駅停車で、基本的には茅ヶ崎駅~橋本駅間の折り返し運用ですが、朝夕の列車は橋本駅から横浜線に乗り入れて八王子駅まで運転されています。

相模線は、地元自治体から複線化の要望が上がっていますが、今のところ動きはありません。相模線沿線の茅ヶ崎市・高座郡寒川町・海老名市は、地震防災対策強化地域に含まれています。そのため、東海地震の警戒宣言が発令された場合、相模線の全区間は列車の運転が中止されることになっています。

相模線は全区間でSuica及びICカードが利用可能です。駅での交換待ちの停車時間が長いため、車内保温のために通年で半自動ドアを採用しています。

根岸線

根岸線は、神奈川県横浜市の横浜駅から、鎌倉市の大船駅を結ぶJR東日本の鉄道路線です。根岸線の路線カラーはスカイブルーです。根岸線は、横浜市南部の主要鉄道路線として1973年に全通しました。

根岸線は当初から、京浜東北線と一体となっての直通運転が行われており、横浜市南部から東京都心への通勤・通学のための主要ルートとなっています。
根岸線
また、根岸線は横浜線との直通電車も走っており、横浜市北西部や東京都町田市などと、横浜市の都心部・南部を結ぶ役割も担っています。根岸線は、東京地区の電車特定区間内(E電)の一つとして、それまで沿線区域の公共交通機関として存在した横浜市電を代替し、利便性を向上させました。また、根岸線は旅客船部分に踏み切りを設けず、立体交差とトンネルを多用した路線設計を全国に先駆けて採用しており、この革新的な試みによって、低い事故率と定時運行率の向上を実現させました。

根岸線は横浜市役所や神奈川県庁舎の最寄り駅となる関内駅を経由するため、横浜都心部への通勤・用務客にとっては利便性の高いルートです。根岸線は国鉄時代からの路線としては珍しい黒字線です。

鶴見線

鶴見線
鶴見線はJR東日本の鉄道路線で、神奈川県横浜市の鶴見駅から川崎市の扇町駅までに至る本線と、横浜市の浅野駅から分岐して海芝浦駅に至る支線、川崎市の武蔵白石駅(運転上は安善駅)から分岐して大川駅に至る支線の3つの路線によって構成されています。鶴見線のラインカラーは黄色です。

鶴見線は、東京地区の電車特定区間(E電)の路線の一つであり、鶴見から横浜・川崎市内の京浜工業地帯へ向かう短い路線です。鶴見線の利用者のほとんどが、沿線に林立する工場の従業員です。そのため、工場の従業員を輸送することに特化したダイヤが組まれており、朝夕の本数が多く、昼間は少ないです。

鶴見線は旅客列車のほか、貨物列車が日本貨物鉄道(JR貨物)によって運転されています。沿線が京浜工業地帯であるため、化学薬品や石油輸送が盛んであり、扇町駅からは化学薬品と工場燃料用の石炭が輸送されており、安善駅からは在日米軍横田基地向けの石油輸送が行われています。

鶴見線は、鶴見駅以外の各駅の出改札業務がすべて無人化されており、全駅でSuica及びICカードが利用可能です。

東急

東急

東急東横線

東急東横線は、東京都の渋谷駅と神奈川の横浜駅を結ぶ、東京急行電鉄(東急)の鉄道路線です。東急東横線は、東京と横浜という2つの都市を結ぶ路線の一つであり、通勤路線として多くの人々に利用されています。

東急東横線の歴史を溯ると、戦後の利用者数の増加に伴い、編成数の増強と、車両の大型化を図るための複々線化事業をたびたび行っていることが分かります。

東急東横線では、1969年頃から主に、日比谷線直通電車を4つドア20m車に順次編成してゆき、昭和末期になると、東横線渋谷駅から桜木町駅の間を運行する列車を、順次20m8両編成へと増強させていった。そして同時に、輸送力増加(混雑解消)のために最も最も効果があるとされる複々線化を行い、線路の数を倍にしていきました。東急東横線の複々線化事業によって生まれたのが、日吉駅から目黒駅を介して都心に至るバイパス路線、東急目黒線です。

そして東急東横線の多摩川園駅が、2000年に多摩川駅に改称されて急行停車駅となり、目蒲線が2つの路線に分離されたことを境に、目蒲駅~蒲田駅間が東急多摩川線となり、目黒駅~武蔵小杉駅間が東急目黒線として改められました。

東急田園都市線

東急田園都市線は、東京急行電鉄(東急)が運営している鉄道路線で、区間は東京都渋谷駅から神奈川県の中央林間駅となっています。東急田園都市線の路線カラーは緑色です。かつて、渋谷駅から二子玉川駅までは新玉川線という別の地下路線でしたが、現在は田園都市線の一部となっています。この区画の上は現在ビル街となっており、その周囲は世田谷の住宅街が広がっていて、地域住民の足として非常に重要な区画です。

東急田園都市線は、多摩田園都市地域を走行する溝の口駅以西の区画と、この旧・新玉川線の地下区間、そして両区間より以前からあった、二子玉川駅から溝の口駅までの区間が一体となって形成されています。東急田園都市線という名称は、東急がエベネザー・ハワードの提唱した田園都市構想を用いて建設を行った、多摩田園都市に由来しています。多摩田園都市がニュータウンとしての発展とともに、同地域の主要な交通機関として機能しています。

そして近年では、ニュータウン人口の増加により、朝ラッシュ時の混雑は東京圏の私鉄の中でも最も高くなっています。
東急

東急大井町線

東急大井町線は、東京急行電鉄(東急)が運営する鉄道路線です。東急大井町線の区画は、東京都品川区の大井町駅と、神奈川県川崎市の溝の口駅までとなっており、路線カラーは橙色です。ただし、二子玉川から溝の口の間は、田園都市線の複々線区間ですので、公式サイトの路線概要では二子新地駅・高津駅は含まれていません。東急大井町線は、品川・大田・目黒・世田谷の住宅密集地を走っており、各地の住民の足として非常に重要です。東急大井町線は、田園都市線の混雑を解消するため、1993年以降から順次改良工事が行われました。

現在の東急大井町線は、田園都市線のバイパス路線としての機能を果たしており、田園都市線、東横線、目黒線、池上線との乗換駅があります。また、東急大井町線のほとんどは大井町~溝の口間の折り返し運行となっていますが、朝夕の一部には田園都市線鷺沼、長津田までの直通列車があります。近年、自由が丘や二子玉川駅周辺が「住みたい街ランキング」の上位に名前を連ねており、東急大井町線の果たす役割は今後もますます大きくなると思われます。

東急目黒線

東急目黒線は、東京都品川区の目黒駅と、神奈川県横浜市の日吉駅を結ぶ東京急行電鉄(東急)の鉄道路線です。東急目黒線は、東横線複々線化事業に伴い誕生し、目黒駅~田園調布駅の区画の路線です(田園調布駅~日吉駅間は東横線の複々線区間に含まれるため、同区間は東横線に属します)。東急目黒線のほとんどが、道路との立体交差化が行われており、踏切がある区間は大岡山~奥沢間の4箇所、奥沢~田園調布間の2箇所、武蔵小杉~元住吉間の1箇所で、合計7箇所となっています。

東急目黒線は、田園調布駅から東横線と並走し、日吉駅に至ります。東急目黒線の列車は、全列車20m車両6両編成となっており、全駅にホームドアが設置されています。東急目黒線は目黒線という名称ですが、実際に目黒区にある駅は洗足駅のみであり、目黒駅は品川区にあります。

東急目黒線は、東京地下鉄(東京メトロ)南北線と、都営地下鉄三田線と相互直通運転しており、両線とも目黒駅からの乗り入れとなります。2006年9月から急行運転が開始されており、東急の唯一のワンマン運転急行です。
東急

東急こどもの国線

東急こどもの国線は、神奈川県横浜市の長津田駅と、横浜市のこどもの国駅を結ぶ鉄道路線です。

東急こどもの国線は上下分離方式で運営されており、2000年までは社会福祉法人こどもの国協会が車両・施設を保有していましたが、現在は横浜高速鉄道が車両・施設を保有しています。横浜高速鉄道が「第三種鉄道事業者者」として、東京急行電鉄(東急)に線路を貸しています。そして東急は、「第二種鉄道事業者」として、列車を運行しています。他の第二種鉄道事業線とは異なり、駅などには第三種鉄道事業者である横浜高速鉄道の社名が表示されており、「東急こどもの国線」は「横浜高速こどもの国線」とも呼ばれています。

東急こどもの国線の運賃は、東急各線とは別建てとなっています。「こどもの国」は、1959年の皇太子明仁親王の結婚を記念して旧日本軍田奈弾薬庫跡地に建てられ、1965年に開園しました。「こどもの国」へのアクセス路線として、1967年に東急こどもの国線が開業しました。開業当初はスタフ閉塞方式で、小学生の遠足などで乗った方も多いと思われます。東急こどもの国線は、沿線の人口増加に伴い、通勤線への転用が図られるようになりましたが、住民からは反対運動なども起きました。

小田急

小田急線

小田急小田原線

小田急電鉄の路線には、小田原線、多摩線、江ノ島線があり、まとめて小田急線と呼ばれています。そのうちの小田原線は、新宿駅~小田原駅を走る小田急電鉄の主幹路線で、1927年に開業しました。正式名称の小田原線ではなく、小田急線と呼ばれる場合が多いようです。

小田原線は、利用者数世界一のターミナルである新宿駅と、神奈川県西部地方の小田原駅を結んでおり、通勤・通学路線として活用されています。小田原線の利用者は多く、特に新宿寄りは東京への通勤圏に当たるので、複々線化が進められています。

また、小田原駅は箱根登山線に直通しており、「スーパーはこね」や「えのしま」など、ロマンスカーと呼ばれる伝統的な特急列車が頻繁に運転されています。

新宿駅からは「あさぎり号」によるJR御殿場線への直通運転も行われています。小田急小田原線は、このように通勤・通学だけでなく、観光路線としての側面もあります。小田急小田原線は、江ノ島線や多摩線に直通する列車も多く、代々木上原では東京メトロ千代田・JR常磐緩行線との相互直通運転を行っています。

小田急多摩線

小田急多摩線は1974年に作られました。小田急電鉄の中でも一番最近に作られました。この電車に乗ると多摩ニュータウンや東京都の中心まで行くことができます。小田原線と比較すると電車の通る本数が少ないため、新型の車両のテスト運行に使用されることもあります。特急ロマンスカーなどが作られた時には、多くの鉄道ファンがこの小田急多摩線に集まりました。

小田急多摩線には全部で8つの駅があります。路線距離は約10キロメートルです。小田急多摩線には全部で5つの種類の電車の種別があります。特急や急行、多摩急行、区間準急、各駅停車がそれらになります。

小田急多摩線に乗っていくと、大國魂神社や谷保天満宮、郷土文化館などの観光地を訪れることができます。また多摩大学や大妻女子大学などの大学があります。

小田急多摩線は、通勤や通学ラッシュ時は大変混みます。また地域によってはスーパーや駅までが遠く、車が必要になってくることもあります。小田急多摩線は、駅周辺に市街化調整区域のところもあるため、緑がたくさん残っています。しかし最近では住宅化が進んできています。

小田急江ノ島線

小田急江ノ島線は、神奈川県の相模大野駅から片瀬江ノ島駅を結ぶ鉄道です。江ノ島線では特急や快速、急行、各駅停車の4種類の電車が通っています。特急はロマンスカーとも呼ばれています。小田急江ノ島線は、朝は通勤、通学の方で大変混雑しています。特に湘南台駅までは混んでいます。小田急江ノ島線は夏は海水浴へ行く人、年末年始は参拝に行く人、それ以外の時期は観光客がやってくることが多いようです。

江ノ島線の電車は、6両のものと10両のものがあります。そして先程も言いましたように、ロマンスカーの4両があります。ロマンスカーは、平日や日中はほとんど運行されていません。土日、休日には2時間に一本の割合で運行されています。江ノ島線は、藤沢駅でスイッチバックを行います。スイッチバックとは路線を折り返し進むように走ることです。

小田急江ノ島線は全部で17駅あります。路線距離は、相模分岐点から27.4キロメートルあります。小田急江ノ島線はもともとは観光の路線として作られましたが、現在は片瀬江ノ島駅のみが観光の雰囲気を漂わせています。他の駅は、周りが住宅地に囲まれていることが多いです。

他の神奈川県の電車・地下鉄

みなとみらい線

みなとみらい21線
みなとみらい21線は、2004年2月に開業した、横浜高速鉄道の鉄道路線です。みなとみらい21線の区画は、神奈川県横浜市の横浜駅から中華街駅までとなります。

路線の正式名称は「みなとみらい21線」ですが、利用者向けの案内などはすべて「みなとみらい線」で統一されています。みなとみらい21線は、全線が地下区間であり、横浜みなとみらい21地区と関内地区を通ります。ちなみに、みなとみらい21線の利用者の96%は、横浜駅を利用しています。

みなとみらい21線が通過する地域は地盤の弱い埋立地なので、各駅とも地下4 ~5階と、深い部分を走行しています。また、駅の規模も大きく、既存鉄道や高速道路、河川との交差部分が多いため、建設費は関連工事なども含め、約3000億円と非常に高額となりました。そのため、みなとみらい21線の運賃は180~200円と割高となっており、一日乗車券を発売して観光客などを呼び込もうとしています。

運賃が割高だったので、当初は定期利用客から嫌われていましたが、2006年に、開業当初の1日平均利用客計画数である13.7万人を始めて上回りました。こどもの国線と合わせた会社全体の営業利益も2007年度には16億9千万円となっています。

京王相模原線

京王相模原線
京王相模原線は、京王電鉄の支線です。東京都の調布駅から神奈川県の橋本駅までを結ぶ鉄道路線となっており、京王線の支線の中では、距離が最も長く、歴史も最も古いです。京王相模原線は、1916年に京王電鉄の前身である京王電気軌道が開業させた、調布駅~多摩川原駅(現・京王多摩川駅)間の多摩川支線がスタートとなっています。

多摩川支線の開業目的は、多摩川で採取された砂利を都心に運搬するためでした。

当時は、都心に砂利を運搬するための鉄道が何本も敷設されており、駅から河まではトロッコも走っていたようです。京王相模原線は、京王電鉄の路線では唯一、神奈川県内も沿線としている路線です。その後、1971年に京王多摩川駅~京王よみうりランド駅間が開通しました。それから3年後に京王よみうりランド駅~多摩センター駅間が開通、1988年に多摩センター駅~南大沢駅間が開通し、1990年に南大沢駅~橋本駅間が開通しました。

京王相模原線の特徴は、トンネルが非常に多く、調布駅付近を除いては踏切がありません。京王相模原線は、昭和を感じさせるレトロな雰囲気が今でも残っている鉄道路線です。

京急本線

京急本線
京急本線は、主に東京都と神奈川県を結ぶ鉄道のことです。千葉県へ運行する電車もあります。また、空港線も通っています。路線距離は56.7キロメートルで、最高速度は一時間に120キロメートルというところです。京急本線は、全部で50もの駅があります。電車の種別は6種類です。京急ウィング号やエアポート快特、快特、特急、エアポート急行、普通、がそれらになります。

京急本線は、日清戦争後、交通機関の需要が高まったために作られたのが始めです。日本の近代化が進むと共に人、貨物の移動が盛んになったためです。

京急本線は、Suica、Pasmoも使えます。京急本線では、横浜や三浦半島のなどの有名な観光地へ行くこともできます。京急グッズの販売もしています。可愛いコップやお箸の入った箸ケースやボールペンなど購入できます。ご購入をお考えの方は、京急のネットショップでお買い求めください。京急本線の中では、エアポート急行が朝に最も混雑する電車とされています。混雑を避けるために、時間を少しずらすのもいいかもしれません。京急本線に関してはWeb上での公式ページありますので、興味をそそられた方もそちらもご覧下さい。

京急逗子線

京急逗子線は、横浜市金沢区から逗子市を結ぶ電車です。金沢八景駅から新逗子駅を結ぶ電車です。京急逗子線は、1930年、昭和5年の4月1日湘南電鉄鉄道の一部として開通したのが始まりです。その頃は、金沢八景駅から湘南逗子駅まで電車が通っていました。

京急逗子線における最長駅間距離は、六浦駅から神武寺駅で2.8キロメートルです。走行距離は約6キロメートルです。全部で4駅あります。停車駅は、金沢八景駅、六浦駅、神武寺駅、新逗子駅の4駅です。

最高速度は時速95キロメートルです。線内の折り返し運転は少なく、金沢八景駅から新逗子駅まで折り返しが主になります。金沢八景駅では、京急本線、金沢シーサイドラインのご利用も可能です。また逗子駅では、横須賀線のご利用も可能です。電車の種別は3つあり、それぞれ普通、エアポート急行、特急です。そして急行でも特急でも全列車が各駅に停車します。

金沢には横浜・八景島シーパラダイスや逗子市には逗子海岸や逗子マリーナなど神奈川県は海の側に位置するため、海に関係するの観光地がたくさんあります。

相鉄本線

相鉄本線
相鉄本線は、相模鉄道を省略した呼び方で、横浜市の中心近くを通る横浜駅と大和市海老名市を通る電車です。昔は、相模川の砂利を運ぶために建設されましたが、現在は通勤や生活用の電車として利用されています。路線距離は約25キロメートルで、全部で18の駅があります。最高速度は、時速100キロメートルです。

電車の種別は、各駅停車、急行、快速の3つです。過去には準急も運行していましたが、今はありません。平日の朝のラッシュ時の混み具合は150%程度で、一時間に25本程、電車が運行しています。

特に横浜駅の出口に付近の車両は混雑します。使用される車両は、10両のものと8両のものがあります。また女性専用車については指定の時間に実施されています。

指定されている時間帯は2種類あり、一つ目は平日の朝、7時半から9時半までの横浜駅に到着する横浜行きの全電車。二つ目は横浜駅を夜6時に発車する全ての電車です。女性専用車両は、横浜寄りの車両から数えて4両目の車両になります。皆さんも、相鉄本線をご利用される時は、上記に述べましたことを思い出して乗車してみてください。

江ノ島電鉄線

江ノ島電鉄線
江ノ島電鉄線は、藤沢市藤沢駅から藤沢市江ノ島駅を通り、鎌倉市鎌倉駅を通る電車です。1902年、明治35年に開通したのが江ノ島電鉄の始まりです。当時は藤沢駅から片瀬駅の間で電車が開通していました。

現在では、「江ノ電」と地域住民や観光客などから呼ばれています。

全区間でPASMOとSuicaが利用できます。路線距離は約10キロメートルで、全部で15の駅があります。最高許容速度は、時速60キロメートルです。車両は約13メートルの小型高床式タイプが用いられています。

戦後は、利用乗客数が減り、江ノ島電鉄線廃止の危機にさらされましたが、道路が渋滞したことをきっかけに江ノ島電鉄線の利用が見直されたり、テレビドラマ、鎌倉。湘南への人気が高まったこともあり、江ノ島電鉄線の利用者が増え、廃止の危機から逃れることができました。

現在、和田塚駅、由比ヶ浜駅、鎌倉高校前駅、湘南海岸公園駅、柳小路駅、石上駅の6駅は無人駅となっています。また鎌倉駅、藤沢駅、長谷駅、江ノ島駅には自動改札機が設置されています。皆さんも近くを訪れた時には、是非江ノ島電鉄線をご利用ください。

湘南モノレール江ノ島線

湘南モノレール江ノ島線
湘南モノレール江ノ島線は、神奈川県鎌倉市にある大船駅から神奈川県藤沢市にある湘南江ノ島駅を結ぶモノレール線です。1970年、昭和45年の3月7日に大船駅から西鎌倉駅の間で運行されたのが湘南モノレール江ノ島線の始まりです。路線距離は約6.6キロメートルで、全部で8の駅があります。最高速度は、時速75キロメートルです。

現在では、通勤・通学の需要が9割にも達し、朝ラッシュ、夕ラッシュは大変混雑します。富士見町駅から大船駅の間は、朝夕の混雑率が185%以上にもなる列車もあります。

乗車券については、普通乗車券、定期乗車券、回数乗車券が利用できるほかにも「湘南モノレール1日フリーきっぷ」も販売されいます。SuicaとPASMOは現在のところ利用できませんが、将来的にはこれらを導入する方向で考えているということです。

車両は、500形のものと5000形のものがあります。

2005年に湘南モノレール江ノ島線の社長が「藤沢エフエム放送」に出演したことがきっかけになり、路線のPRソングが制作されました。この曲を聞くことは、あまりありませんが2006年にCD付きの小冊子が地元ミニコミ誌によって発売されました。

横浜市営地下鉄グリーンライン

横浜市営地下鉄
横浜市営地下鉄グリーンラインは、正式名称を横浜高速鉄道4号線といい、横浜市の中山駅から日吉駅までを結ぶ電車です。中山駅から日吉駅までは、神奈川県横浜市にあります。丘陵を通る電車ということでグリーンラインと呼ばれています。Green Lineと呼ばれることからGLと省略して呼ばれることもあります。路線距離は約13キロメートルで、停車駅は全部で10駅あります。

車両は10000系で、リニア式モーター駆動が導入されています。最高速度は時速80キロメートルでリニア式の地下鉄線では最高速度であることが知られています。横浜市営地下鉄グリーンラインの各駅には、ホームドアやエスカレーター、エレベーターが設置されていることと、休憩スペースが設置されています。

また、横浜市営地下鉄グリーンラインには、全国初で「スマイルマナー向上員」を派遣しています。車内放送だけでは、全席優先座席であっても、お年寄りや身体の不自由な方に席を譲ることが促進されないことが多いため、スマイルマナー向上員が進んで、乗客に声をかけて、車内ルールを浸透させるのが狙いとされています。

横浜市営地下鉄ブルーライン

横浜市営地下鉄
横浜市営地下鉄ブルーラインは、神奈川県藤沢市から神奈川県横浜市を通る電車です。この電車は湘南台駅からあざみ野駅を結んでいます。横浜市営地下鉄ブルーラインは、正式名称を横浜市高速鉄道1号線・3号線と呼ばれています。湘南台駅から関内駅を結ぶ電車を1号線、関内駅からあざみ野を結ぶ電車を3号線と呼んでいます。路線距離は約40.4キロメートルで、そのうち、地上の区間が7.7キロメートルあります。

1号線の関内駅から湘南台駅の間は約19.7キロメートル、3号線のあざみ野駅から関内駅の間は20.7キロメートルあります。全部で32の駅があります。1号線には17駅、3号線には16駅あります。最高速度は時速80キロメートルです。

横浜市営地下鉄ブルーラインは、1972年、昭和47年12月16日営業運転が開始されました。その当時は、伊勢佐木長者町駅から上大岡駅の間を1号線として運転していました。横浜地下鉄ブルーラインの車両は、全て6両編成で全車両3000形に統一されています。横浜まで来た際には是非、横浜市営地下鉄ブルーラインを利用してみてください。

金沢シーサイドライン

金沢シーサイドライン
金沢シーサイドラインは、新杉田区と金沢八景駅を結ぶ電車です。新杉田駅から金沢八景駅までの駅は全て神奈川県横浜市にあります。この全ての区間はPASMOとSuicaの利用が可能です。新杉田駅から金沢八景駅まで全部で14駅あります。路線距離は約11キロメートルあります。

金沢シーサイドラインは、1989年7月5日に開通しました。車両は1000形のものと2000形のものがあります。

また車両の一部には車椅子専用のスペースを設けたり、お年寄りや体の不自由な人が座席に座れるように優先車両を設けるなどのバリアフリー化にも取り組んでいます。また、イノセント・ラヴというテレビドラマでは、主人公が清掃員として働く姿を撮るために、金沢シーサイドラインの新杉田駅が一部撮影現場として使われることもありました。

金沢シーサイドラインで行くことができる観光地に横浜・八景島シーパラダイスや称名寺などがあります。金沢シーサイドラインは、毎年これらの観光地に観光客を輸送するために終夜運転も行っています。皆さんも金沢シーサイドラインを使って旅や観光地を訪れてみませんか?

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