このサイトは広告をPRしているサイトです

自動車売却時のポイント

買取査定

個人売買する、あるいはディーラーに下取りに出すにしろ自動車を売却する相手を選ぶことは、とても大切な事です。

希望に合わない金額で売却してしまって後々後悔するより、ある程度納得のいく金額で売却する方が両者共に気持ちの良いものでしょう。

 

では、どうすれば条件に見合った業者を探せるのか。どうすれば、ある程度納得のいく金額に達せるのか。ここではその事について考えてみましょう。

車を売却する業者の選び方

自動車の価格相場は業者間のオークションで過去に落札された価格を元に定められます。

その後オークション会社が「相場表」を各業者に配り、そこで初めて業者は自動車の相場が分かる仕組みです。その為、オークション会社に登録している業者は、本来同じ相場額になっているはずです。

 
業者を選ぶ時に、お客様の売却希望金額を持っていた方が良いでしょう。しかし、希望だからと言って無茶を言ってはいけません。業者の方から離れていかれますので、売却しようにも売却先がなくなってしまいます。それではイケナイですので、お客様の自動車が今幾らなのか、ちゃんと相場を調べなければなりません。

 

しかし、一般の人が相場を知る事は難しいです。ではどうするか?一括査定で複数車に価格を出してもらい、高額を付けた業者に売ることです。もし、その金額に納得いかない場合は、大手買取専門店と高額価格をつけた業者の上位何社かを一堂に集めて、お客様の自動車を査定してもらいましょう。各社の金額の上限が分かり売却するときの材料になるでしょう。

 
業者を選ぶ事が大切な事ではなく、業者を選ぶまでにお客様がどれほど知識を得る事が出来るか、どうすれば高額で取引できるかなどを知る事の方が大切だと思います。

 

車体の内外の洗浄

買取専門店や下取りなどで高額取引しようと思った時に最初に行動するのは車体の洗浄だと思います。奇麗な自動車なら買取業者にも好印象を持たれるでしょうし、その自動車に対しての愛情としてアピールする事も出来るでしょう。

 
日頃からこまめに清掃やワックスがけをしている自動車は特に心配はないようです。しかし、長期間清掃をしていない自動車には水垢が染み付き、こすったぐらいでは落ちる事はなく奇麗になる事もないでしょう。それにただ単に水垢取りをしても艶が出ないようです。水垢以外にも、車体には鉄粉と呼ばれる空気中に飛散した鉄の粉が錆びて塗装に付着してしまった汚れや、イオンデポジットと呼ばれる水分が蒸発した際に残留し固着した金属イオンの汚れなどもあります。

 
さらには車内の洗浄も考えなければならないと思います。シートや天井の汚れ、タバコやペットの臭いなどがある自動車では買取業者も良い印象を受けないでしょう。その為ある程度洗浄した方が方が良いでしょう。天井の汚は、普段あまり人の手は触れない所ですが、煙草を吸う方や走行時に窓を開ける方などは、知らず知らずに汚れてしまうようです。

 

シートの汚れは、ペットの毛のものや皮脂汚れ、タバコのヤニや飲食物の汚れ等です。これらの汚れはお客様の力だけで落とす事は可能ですから色々調べてみるもの良いかと思います。タバコの臭いやペットの臭い等も自力で除去出来る事もあります。芳香剤でごまかさずに除去出来る方法を調べてみてはいかがでしょうか?

 
だからと言ってお金を掛けてピカピカにした所で、買取業者がその分の金額を見積もってくれるかは疑問な所です。お金を掛けたばっかりに、結果的に手元に入る金額が少なくなってしまったのでは元も子もありません。お金を掛けずに洗浄を試みる事が大切です。

 

点検記録簿取扱説明書

自動車を売却する際に必要になってくるのは「点検記録簿」「取扱説明書」です。
「点検記録簿」と言うのは、正式には「定期点検整備記録簿」と良い、24ヶ月点検や12ヶ月点検の法廷点検を行った内容を記録する用紙の事です。法廷点検というものは車検とは違い、行わなくても罰則等はありません。

 

ただ単に自動車のトラブル防止や性能の維持を図るための予防整備です。自動車に詳しい方などはご自身で点検や整備が出来る為、出されない方もいらっしゃる様です。「点検記録簿」はその自動車の過去の整備状況を把握するものです。前オーナーがどのくらい点検を受けてきたか、走行距離何キロの時に点検を受けたか、ブレーキの残り溝はどのくらいあるか、などの判断が点検記録簿を見れば分かると言うのもです。

 

また、売却時においては車両状態把握のひとつの資料として大変重宝される資料です。購入する際、もし法廷点検が付いていないからと言って、基本的には悪い自動車と言う事にはなりません。しかし、全部が全部そうとも言い切れないのです。「点検記録簿」を付けない理由に、修理歴を開示したくない場合、今の自動車の状態を知られたくない場合など、業者にとって悪条件は隠蔽したくなるようです。

 

「取扱説明書」とは、その自動車の説明書です。これも、「点検記録簿」と同様必要な書類になっているようです。昨今の自動車のコンピューター化された操作状況では説明書が必要不可欠になっています。特に輸入車に関しては、「取扱説明書」がさらに重要になってきます。それに、輸入車の取扱説明書は無くなったからと言ってすぐに取り寄せる事も出来ないようですので、注意が必要です。

 

ただ、この2種類の書類は無いからと言って売却出来ない訳ではありませんので、その点ご安心ください。

 

キズ・ヘコミ・車種のカラー

自動車の売却時に目につくキズやヘコミに関して、あまり気にする必要は無いようです。

確かにキズやヘコミ等の汚れは無いに越した事は無いですが、自動車を運転するなら一つや二つ付いてしまいます。それらの汚れを売却時に気にし、修理業者等に修理を依頼した際に掛かる値段が、その自動車の売却査定金額より高く付いてしまった場合、元も子もありません。
 
それに、修理してある程度見栄えを良くしたからと言って、査定額が上がる保証も無いのです。そんなことはせず、まず一括査定又は持込み査定で、今の自動車の値段を確認してみましょう。その時にあまりにも安く査定を出された場合など業者に直接原因を聞いてみて、それがキズ・ヘコミ等であったのなら修理するのも良い方法かも知れません。

 
自動車の売却時に車種のカラーも気になる所です。購入する際、ボディーカラーは好みで選ばれると思います。この選択が間違いなど毛頭言う訳ではありませんが、売却時になると話が変わってくるのです。選択したボディーカラーが自動車の価値を左右する材料に成るようです。日本ではホワイト・ブラック・シルバーの三色がセーフティーカラーとなっています。
 
この三色は極端な相場の変動がなく安定した価格で取引しることが出来ます。レッド・ブルー・イエローなどの原色やライトグリーンやパープル等の一般向けしないカラーは査定価格も下がってしまう可能性もあるようです。だからと言って売却時の事を考えながら自動車カラーを考えるのも寂しいものがあります。そこはお客様の選択で良いと思います。

売る時期

自動車を売る時期が良いと少し高額で取引が出来たりする事があるのです。この売る時期を知っておく事も売却時の数ある選択肢の中で重要なことだと思います。
 
自動車業者または買取専門業者では3月が決算期、9月が中間決算期となっています。

この時期は新車販売・中古車販売の双方とも伸びますので、需要と供給の関係から買取価格も少し高めになる事が多いようです。

今お乗りの自動車を少しの間、売るのを待てるのであるのならば、決算前・中間決算前でお売りになるのも賢い売却法だと思います。
 
自動車を売る時の季節の関係で少し高額で取引出来る場合もあります。春先新学期を迎えるにあたっての軽自動車やコンパクトカーの需要、夏のオープンカー、冬の4WDなど季節よって必要となる自動車が変わってくる場合もあるのです。売却するタイミングがその季節の需要に合っていた場合、少なからず高い買取価格が付く事もあるようです。
 
車検の期間が残り少ない時に、期日前に売却することは全体的な取り高を減少させない方法でもあります。

しかし車検の残り期間が少なからず買取り金額に影響することは確かです。期日の近くなった自動車を車検に通してから売却に移行しましても、その分の費用(車検費用)は上乗せされません。その為、車検が近い車は車検を通さず売却するほうが懸命な判断だと思われます。
 
モデルチェンジ前に売る事も大切な事です。これが一番買取価格に差が出る事かもしれません。マイナーチェンジやフルモデルチェンジが行われますと古い型の買取価格が目に見えて下がります。

新型に乗り換える人が多い場合、古い型の自動車は中古車に流れます。そこで需要と供給のバランスが崩れ売れなくなります。
 
それでは困るので、モデルチェンジが行われる際は早めの決断が必要となります。さらに、同車種だけでなくライバル車のモデルチェンジも関係してくる様で売却を考えている方は情報を得る事も大切ですね。

車検切れ

車検が切れているからと言って車検を通してから売却しようと考えるのは良くないです。

車検に出した費用を買取業者は上乗せしてくれませんし、車検期間が長く残っている自動車の方が幾分査定額は良くなるようですが、車検に通す費用を考えた場合マイナスになる事がほとんどでしょう。

 

ただ、車検が切れて最早乗る事が出来ない場合、ご自身で買取業者に乗っていく事が出来ない場合、業者は足下を見る場合もあります。なぜならご自身のお車は車検が切れていますので、誰にも仮令(たとえ)業者でさえも乗る事は出来ないのです。(道路運送車両法第4条)の為、動かす事は出来ないので、業者はその自動車を買取り、会社まで持ち帰る為の手段を考えなければならないからです。

さらに、業者はその車検なしの自動車を他の業者に落札させなければ自分の所の利益が無いため(自分の会社で販売する場合は別です)買取ってくれる業者自体も限られてくるのかもしれません。

 

車検が切れてはいないが、残りの期間が1~2ヶ月しかないと言う場合も査定額に微妙な影響が出る事があるようです。やはりこの場合も業者にとって都合が良くない状態だと思います。残り1~2ヶ月の間にお客様から買取って、そして業者間オークションで売りに出さなければ利益がないからです。

ただ、この場合も会社で販売している業者はあまり関係を受けない場合もありますが、販売するにあたって車検なしで他のお客様に売る事は出来ないと思いますので難しい所でしょう。

 

お客様は車検が切れる前に売ってしまう事が忙しなくて良いですし、業者を選ぶ選択肢も増えると思います。買取業者からすると車検の期間が残っている方が都合の良い事が多いのだと思います。

事故歴の報告

事故歴や修復歴は包み隠さず正直に申告したほうが良いです。

ただし小さなキズやヘコミ等の修復歴は隠しておいても良いと言われています。ご自分でも存じない傷などは申告するにも出来ないでしょうし、小さなキズやヘコミ等で査定額が劇的に下がる訳でもないので放っておいても良いでしょう。

しかし、大掛かりな事故歴や修復歴に関しましては一切隠してはいけません。

以前事故に遭い車体の一部を破損してしまい修理に出した事や、大きな傷が気になりボンネットを新しく修理したなど、包み隠さず申告しましょう。

売却する際にこれらの事故歴等を申告せず、業者も気付かず、高額で買取ってもらえたと喜んでいたら、後々どんでん返しが待っている場合があります。

業者はその時は見過ごしてしまったかもしれませんが、会社に持ち帰りよく調べたら修復歴を見つけたなど後々になって分かった場合、お客様への信頼度は激減してしまうでしょう。

この場合は会社内で発覚しましたが、業者間オークションの出品まで事が進んでしまいますと、様々な人の目に付くはずです。その時、事故歴や修復歴が発覚した際、出品した業者の信頼も落ちる事でしょう。事態がどんどん悪くなります。

中にはこのような理由でお客様に損害賠償請求にまで発展してしまった事態も在るようです。業者が見逃したからと言って喜ぶのではなく、本当に大丈夫なのか確認するほどの姿勢が良いのかもしれません。

 

ご自身が今お乗りの自動車が中古車の場合は、以前事故歴や修復歴があるかわかりません。この場合は、売却時に中古車で購入したことを伝え、それでも契約を解除しないように一筆書いてもらう事も有効のようです。

高く売る為の交渉術

通常、自動車の買取査定は登録(ナンバーが発行)した時点で7割になると言われています。

もし新車で1年乃至は2年以内に売却した場合購入時の7割ほどの値段が付けば万々歳です。

しかも人気車種であるなら交渉次第でさらに高額が期待出来るでしょう。

交渉術と言うのは、人気種や需要の大きい車種等に有利に進む傾向に在るからです。今お乗りの自動車が該当する場合は業者に強気な姿勢で交渉するのもひとつの方法だと思います。

ただ、上記に記載した条件がそろっている御方ばかりではないですので、地道に交渉する御方にもチャンスがなければつまりません。その方達はご自身で情報を掴んで把握しなければ交渉術まで漕ぎ着けない場合が在ります。

 

まず、ご自身の自動車の相場を知っておく事です。これが最重要項目でありまして最大に注意を払わなければならない要素です。相場を知っているか知らないかでは雲泥の差が付く事になります。何故か?業者は相場表などを参考にして金額を提示してきます。

その際、相場を知らないお客様だったら相場表に記載されている金額より低い金額を提示しても気付かれることはないからです。「知らない人」のレッテルが業者側から貼られた場合、交渉術は圧倒的に不利になります。

しかし、相場表は一般には公開されていません。その為、ご自身の自動車の相場を知るには一括査定等で各社の付けた値段を元に出す必要が在ります。少し面倒かもしれませんが、その際の副産物もあります。高額で買取ってくれる業者が一目で判る点です。

 

他には、業者と交渉する際に一人では冷静な判断がつかない場合も在ります。ですので、二人以上で取り組むのも交渉術の一つだと思います。

タイトルとURLをコピーしました