2015年11月下旬、結婚のため、岡山市北区から兵庫県美方郡まで引っ越ししました。
一人暮らし1LDKから賃貸一軒家へのお引越しです。
引っ越し業者はサカイを利用しました。CMでよく見るし、お米もらえるし(笑)、そんな理由でサカイだけに見積もりをお願いしました。
正直お金がなかったので、安い平日の月曜・火曜で契約しました。
見積もりに来てくださった営業さんいわく、「金額は他の引っ越し業者より少し割高です。でもサービスでは負けない」と。
正直、断り切れなかったし(断るスキルがあるならもっと安いとこにしてました)、他の引っ越し業者に見積もり頼んで来てもらって、というのも面倒くさかったので、そのままサカイさんと契約。
県をまたぐ為、月曜積み込み、火曜荷下ろしでした。洗濯機の設置付きで、荷造りは自分で行いました。
見積もりは15万円。実際の請求はなぜか少し安くなって13万8千円でした。
積み込みに来たのはお兄さん3人。
岡山市内に住んでいたからでしょうか、引っ越しのお兄さんたちのスキルが抜群にいい!
住んでいた岡山市北区は岡山大学の所在エリア。学生さんが本当に多いので引っ越しの回数が半端ないのでしょう。文句の付けどころがないくらい素晴らしかったです。引っ越しスキルが高いのは、引っ越し回数だけでなく、おそらく新大学生の引っ越しにケチつける親御さんも多いからではないかと推測しています。傷がいったりすると揉め事に発展しますからね・・・
そんな岡山エリア担当のお兄さんたちの完璧の積み込みを見たからか、翌日の荷下ろしは本当にがっかりでした。
翌日は岡山で積み込みしてくださったリーダーのお兄さんと、鳥取支店から来た2人。この鳥取支店のお兄さんたちが本当にがっかりで残念なぐらいへたくそでした・・・
母の嫁入り道具のタンスをもらって本当に大事にしているのですが、それを「ドンッ」と音を立てて降ろしたり、まさかのひび割れができていたりと本当に散々で。
他にも冷蔵庫を音を立てて降ろしたりと、いろんなものを音を立てて降ろしていたのですが、そのたびに岡山から来たリーダーのお兄さんが「気を付けろ!」と厳しい口調で指導していました。
同じサカイでも、支社によってこんなにスキルが違うのかと本当に衝撃でした。
岡山で積み込みしてくれたあのお兄さんたちだったらどんなに良かったことか・・・
結局、引っ越しで学んだことは、いい悪いは業者でなく、担当してくれた人によるのだな、ということです。
引越し業者のアルバイトと正社員
引越し業者によっては、正社員のみを採用しており、アルバイトは一切使わないことを宣伝文句にしている会社があります。しかし、正社員だから引越し作業に長けているわけではなく、アルバイトでも引越しに関する知識や経験が豊富で、優れた作業員もいるのです。
要は、たとえアルバイトであっても責任感があり、お客様に丁寧な対応がとれる人、共同作業ができるコミュニケーション能力があれば、正社員でなくとも良いのです。引越しには繁忙期と閑散期がありますので、引越し業者にとっては、常に繁忙期並みの、正社員を確保しておくことは、経済的な効果がないのです。
ですから、アルバイトや派遣職員を採用しているのです。どの引越し業者でも、常用のアルバイトと呼ばれる引越しのスペシャリストがいます。休業日もなく、引越しの注文があれば、しっかりと対応をしてくれるのです。アルバイトで働く方も引越し業者の時給はそれなりに良いので、応募する方も結構いるのです。
そして、引越しは、経験や技術なども必要な要素ですが、まずは体力がなければ対応できません。年配の方が思い荷物を運ぶより、よほど若くて体力のある学生などのアルバイトは戦力になると思います。従って、新人やアルバイトの場合は、最も厳しい作業を与えて、徹底的に鍛えられるのです。その後に梱包の仕方やトラックへの積み込みの対応をするようになるのです。