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部屋を広く見せるにはこうします。

部屋を広く見せるには 住まいと暮らし

筆者は性格的に無頓着で、「片付けられない女」の典型例です。しかし、模様替えは大好きで、布などを使って、部屋の様相を1日で変えるので、母に「何でそういう事はできるのに片づけられないの」とあきれられています。6畳の部屋を仕事場兼アクセサリーのアトリエ、兼寝室にしていますがあまり狭さは感じません。今回はそのテクニックをご紹介します。

まずは、家具は低いものを選ぶ。私の部屋には一切背の高い家具がありません。地震の時につぶれるのがいやだからという理由と、部屋の天井の高さが日本の家屋は低いからです。前は、背の高い本棚があったのですが、今はウォークインクローゼットの半分を書棚にしています。

次は、色数、モチーフを絞る。あまりに色数が多いとごちゃごちゃしてすっきりした印象にならなくなります。本当は赤が1番好きな色なのですが、この色は進出色と言って、大きく見える色なので。家具には使わず布などで取り入れています。また、床にあるベッドや本棚、デスク、食器棚は黒か茶で統一しています。この2色は重く見える色なので、天井の白の軽さが目立つのです。

つぎに縦方向を活かす。筆者の部屋の壁は、白なのですが、それだけでは単なる壁です。そこで、レースのカフェカーテンをいかにも窓にかかっているかのようにして吊っています。これはだまし絵技法というものの応用です。布を天井から流れるように垂らすだけでも、縦方向の広がりが演出できます。他にもさまざまな手法がありますが、コツは、3次元的な構成をする事です。

収納は、隠す?見せる?

単身引越し後のひとり暮らしで、問題になるのが収納です。タンスやクローゼットなどにすべて小物類をしまう方と、お店のように並べる方がおいでです。隠す収納、見せる収納というものですね。それによって家具の配置が代わってきます。隠す収納の方が、見た目はすっきりしますが、隠しすぎると、取り出しにくいという欠点があります。逆に見せる収納はまめなメンテナンスが必要です。動物や小さなお子さんがおいでの方にはあまり向かない手法です。

筆者はビーズや布を使ったアクセサリーを作ることが趣味です。オーダーしてくださる方もおいでなので、アトリエ内(自室)では基本的に見せる収納と隠す収納をしています。机の横はチェストにカルトンと和紙の引き出しを置いた作業スペースです。ドアにアンティーク調のカードや、ヘアアクセサリーのうち、挟めるものを飾っています。本箱の上には、100円均一で買ったプラスチックケースにおさまったアクセサリーが、無印良品の引き出しに並んでいます。どなたかにお見せするときはケースごと持ち出せばいいのです。

後はジップの袋をワイヤーでまとめたものも収納につかっています。季節にあわせて、並べる作品が違いますから。画びょうは、ジャムの小瓶に手を加えたものに入れて飾っています。練り香水や、ピローミストは、白いアンティーク調のランタン(500円なり)の中に同じイメージのカードや亡き祖父の形見などと一緒にいれています。因みにお金は殆どかかっています。家具は親や姉からのもらい物が殆どですから。

ディスプレイを上手にするコツは、その場の雰囲気に合わないものは「隠す」「持ち込まない」ことです。筆者は基本的に、無機質なものとポップな物が嫌いなので、部屋に持ち込まないようにしています。他にもアイディア次第で、低価格でインテリアが構成できますよ。

ものを増やさないようにしましょう。

散らかし魔なので、人の事は言えないのですが、ひとり暮らしをしていると、物がどうしても増えてきてしまいますよね。もしそれが仮住まいだった場合、次の引越しの費用に響くことになります。また、汚部屋、汚屋敷と呼ばれるところまで行くと、生活に影響がでます。そうなる前に、物を持ち込まない努力をしましょう。

筆者の知人には、大学教授や教職者が多いのです。その家に必ずあるのが、バベルの塔、バベルの塔というのは洪水を起こした神様が滅ぼそうと2度と思わないように、高い塔を作ろうとした人間の傲慢さの象徴です。タロットカードの「塔」のモデルという説もあります。その塔のように本が積み重なって、崩れるのです。崩れ方で、地震の震度をはかっている人もいます。私も昔は本や漫画を沢山持っていたのですが、引越しを機に、随分と本を売却しました。専門書は図書館で借りて、分厚い本は買わないようにしています。圧死したくないですから。

他に、服などが溜まることもございます。そちらも売ったりして、処分しましょう。流行のものはかさの小さい小物などで取り入れ、シンプルなスーツに、シャツなどをあわせるようにすると、少ない服でも、変化がつきます。物は修理しながら、長く使えるものを選びましょう。服は、クリーニング店や、トランクルームなどで預かってもらえます。引越しの期間預かってくれる業者さんもいますから、探してみるとよいでしょう。

筆者は滅多に衝動買いをすることがありません。買い物をしたくなったら、コスメを買います。お花も買うことがあります。これらは、無くなるものなので、後悔することも少ないのです。

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