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四国から鹿児島県の離島へ自力で単身引越し~費用は交通費やフェリー代など計10万円以内で済みました

離島へフェリー 特集

まだ20代なのですが大学時代から数えると、大学の事情や転職などで引っ越しを既に7回ほど経験しています。

そして1人ぐらしでまだお金もあまりないことから、どの引っ越しでも引っ越し業者に頼むことはなく、家族や友人の力を借りたり、あとはゆうぱっくやヤマトの集荷で少し大きい荷物を運んでもらうぐらいで、ほぼすべて自力で引っ越しをしています。

数ある引っ越しの中でも、私の中で最も大変で苦労したのは「鹿児島県への離島」への引っ越しです。

私は大学時代に四国の大学で勉強していたのですが、卒業後の進路として鹿児島県のある離島を選択しました。そこは私が小さい頃から憧れている島で、新しい生活が始まることにワクワクしていたのですが、問題は四国から鹿児島への引っ越しです。

当然の話ですが、離島に行くには飛行機か船しか手段はありません。もしこのルートで引っ越し業者を頼むとすると、とてつもない引っ越し費用がかかります。家財なども運ぶことを考慮して見積もりすると数十万単位にもなってしまいました。

こんな金額では、とてもではないですが引っ越しは無理ということで、私は所有していた軽自動車にできるだけ荷物をつめて、自分と車と荷物を一緒に鹿児島から離島へとフェリーへと運ぶ計画を立てたのでした。どうしても運びきれない小物などは、ダンボールや衣装ケースに詰めてゆうぱっくで送ってもらうことにしました。

ここで問題となってくるのが、冷蔵庫や洗濯機などの大きな家電です。

車では持っていけないですし、ゆうびんやヤマトで送っても相当な値段が発生します。

そこで、私の引っ越しはまず私が持っている家電で離島へ持っていけない家電を買ってもらう知人を探すことから始まりました。リサイクルショップに持っていっても、大した値段では売れないと思ったので、後輩や新1年生に家電を購入してもらい、それで得たお金で改めて離島で家電を購入してもらうことにしたのです。

友人などにも相談をして、大学4年間で築いたネットワークを活かして、なんとか冷蔵庫、洗濯機、大型の電子レンジを買ってくれる子を見つけることができました。

車を持っている人も少なかったので、購入者の家までは、けっきょく私が友人と一緒に家電を運ぶことになってしまったのですが…。

あの時に、引っ越し業者さんの大物を運ぶ苦労が少し分かった気がします。

引っ越し当日は、仲のいい友人に来てもらい、部屋の荷物を断捨離しながら必要最低限のものだけを選別してダンボールにつめこんでいきました。なにせ、軽自動車で運ぶのですから、荷物を入れるキャパはほとんどありません。布団一式入れてしまうとそれだけでパンパンです笑。

なるべく圧縮できるものは圧縮して、軽自動車にパンパンに詰め込んだ時にはバックミラーで後ろが見えないぐらいに、ものが詰まっていました。

あんなに、ものをつめたのは初めてでしたね。

どうしても、3個のダンボールは入らなかったので、それはゆうパックで離島へと直送しました。

その後、なによりも大変だったのは運転です。仕事まで時間がなかったので、四国から鹿児島まで約14時間ほどかけて、後ろの見えない軽自動車で運転し、フラフラになりながらもフェリーに乗り込みました。いま考えてもあの運転が一番キツかったですね…。

ただ、こうやって自力で引っ越しをしたおかげで、交通費やフェリー代を合わせても引越し費用は10万円以内で済みました、しかも、離島で中古の家電を安く購入できたので、トータル費用は15万円ほどで住むという、距離と場所に対してかなり格安なお引越だったと思います。

あの引っ越しは今でも私にとっては、忘れがたい引っ越し経験になっています。

現在は東京に住んでいるという20代の男性の方からの四国から鹿児島県の離島への引越し体験談でした。

たまに「離島への引越しってどうやって行うんだろう、きっと大変なんだろうな」と思うことがありますが、まさにそういった引っ越しのエピソードでした。

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