夫の海外転勤に伴い神奈川県からマレシーアに引越しました。費用は20万円ほどにすることができました。
海外引越しはとても料金が高く、少しでも費用を抑えるために全部自分で梱包しできるだけ荷物の量も減らしました。
日本国内への引越しであればとりあえず全部もっていけばいいのですが、海外引越の場合もっていけないものが多くとても苦労しました。
家電
まずは家電。電圧が違うため海外では使えません。リサイクルショップへ売りましたが、売れるものは買ってから2年程度の物でしかも買取金額は安い。買い取ってもらえるならまだましなほうで、今は家電を捨てるのもお金がかかるので、地域で行われているリユースネットで無料でゆずったりもしました。自転車やバイクも持っていくことができず泣く泣く処分しました。
家具
引越しさきのマンションは家具付きのため家具も全部処分しました。地域の大型ごみの収集は1回で3個までしかだすことができず、事前に予約も必要でなかなか処分が進められません。大型家具などは業者にお金を払って一括で処分しました。
処分に困ったもの
他に処分に困ったのが使いかけの洗剤や調味料。封が開いていなければご近所さんにあげたりできますが、開いているものはそういうわけにもいかず、シンクや洗面所に流すのも気が引けましたが最終的には流しました。
難しいのは処分をいつするかです。あまりにも早く処分してしまうとその後の生活に困るので、自分たちが渡航する2~3日前に集中して行いました。
布団
布団は最後まで処分せず渡航日の朝に燃えるゴミで捨てようと思ったのですが、粗大ごみでないとダメそうで結局マンションの管理人さんに処分を依頼しました。
ガスを止めたり電気を止めたり国内引越しとは勝手が違うことが多く、渡航日当日もかなりバタバタしてしまいとても疲れました。最後の1日はホテル泊にすればよかったと思いました。
海外引越しではパッキングリストが必要
荷造りするのも大変ですが、海外引越しではパッキングリストが必要になります。箱に詰める段階で何が入っているかを書いていかないと、詰めてからでは何が入っているのかわからなくなってしまいます。何個か詰め終わってからそれに気づいたため、箱の中を再度確認しながら記入するはめになりました。
1つ1つ値段の記入も必要になります。最初は買った時の金額を考えながら書いていましたが、途中でめんどくさくなり適当になりました。あまり高い金額を書きすぎると通関でトラブルになったり、税金を要求されたりしても困るので金額は抑えめに書きましたが、引越し屋さんが破損した場合の補償額が少なくなってしまうというデメリットもあります。
食器や割れ物もかなり丁寧に梱包してまわりにタオルなどを詰めました。海外引越の場合、破損が多いと聞いていましたが、ワイングラスの足の部分が1個割れただけですみました。
引越し費用を抑えるためあらかじめ箱数の決まっているプランにしました。引越し当日は家具や家電はなくダンボールだけだったので「引越し」というより宅急便の引取りという感じで、宅急便のお兄さんが1人でやってきて荷物をもっていきました。
海外引越は本当に大変です。