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エコへの取り組み~エコカー補助金と減税

エコカー

ガソリン車やディーゼル車は燃料であるガソリンや軽油を燃やすことによって走ります。このため燃焼時に地球温暖化の原因となっている二酸化炭素や、人体の健康や環境に大きな影響を及ぼす有害なガスを排出してしまいます。

排気ガスはとくに呼吸器官系に悪影響を与え、喘息などの呼吸疾患を引き起こします。二酸化炭素は光化学スモッグや酸性雨の原因ともされ、環境に多くの問題を引き起こすものです。

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2004年10月、全国に先駆けて東京都は排ガス規制をおこないました。これは車の中でもとくにディーゼル車の排ガスが環境に与える影響が大きいことからディーゼル車に対して規制をしたもので、結果としてディーゼル車は環境に悪いという印象を人々に与えるものとなりました。

自動車産業の発展に大きく貢献してきたガソリンや軽油などの化石燃料が枯渇するという問題も、解決が急がれています。1973年、第4次中東戦争が勃発したことを発端にして産油国は原油価格を引き上げ、世界的な不況が引き起こされました。

日本でもオイルショックと呼ばれる急激な物価上昇が起こり、インフレーション抑制のためにとられた政策の結果、戦後から続いていた経済成長が終わりを迎えました。このオイルショック時にはあと40~50年で石油が枯渇するという風評が広まり、石油に代わるエネルギーの開発が急務であると認識付ける結果となりました。

省エネルギーを実現する技術の開発や代替エネルギーへのシフトなど、化石燃料を大切に使おうという動きは今や世界中の共通認識となっています。車が欠かせないものになっている現代において、ガソリンや軽油に代わる燃料で走行する車の開発・普及は、急がれるべき問題です。

エコカーとは

エコカーとはエコロジーカーの略で、環境にやさしい車のことをさします。具体的にいうと、窒素酸化物・二酸化炭素といった大気を汚染するような物質をあまり出さない車や、ガソリンの消費量が少なくてすむ車のことです。エコはエコロジーの略でもともとは環境を研究する学問の意味でしたが、地球環境を改善しようとする行動や意識、そして今では環境を大切にするという意味で広く使われるようになったものです。

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エコカーは無公害車と低公害車の2種類に大きく分けることができます。無公害車は温室効果ガスをまったく排出しない車で、電気自動車がそれにあたります。それに対し低公害車というのは、温室効果ガスの排出を大幅に削減した車のことをいいます。トヨタのプリウス、ホンダのインサイトといったハイブリッドカーがこれにあたります。

燃費効率の良いコンパクトカーや軽自動車などもエコカーとして認識されていますが、燃費さえ良ければいいわけではなく、一定の排出基準をクリアしていることがエコカーと呼ばれるためには必要です。

ガソリンではなく軽油を燃料とする車がディーゼル車です。日本では規制が行われている地域もあり環境に悪いというイメージがありますが、ヨーロッパでは乗用車の過半数がディーゼル車という国もあるほど広まっています。もともとは経済的という理由からシェアを伸ばしたものではありますが、近年では黒鉛と二酸化炭素、窒素酸化物の排出量を抑えたディーゼル車がエコディーゼル、新型ディーゼルとして開発され広く普及しています。

エコカー減税とは

今から20年ほど前、バブル経済崩壊後の1990年代後半以降、新車販売台数は落ち、各自動車メーカーの国内での業績も不振が続いていました。一方で環境保護の意識が高まり、温室効果ガスや有害物質の排出規制、有限であるエネルギーを大切にしようという取り組みが求められるようになりました。

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そこで経済対策のために環境に対する取り組みと絡み合わせて税制上の優遇措置や補助金制度を展開し、環境にやさしい新車の購入や買い替えの促進をはかりました。しかしこの政策は買換え需要の底上げを狙った経済対策の側面が強く出てしまったため、まだまだ使える車をスクラップにしてしまうという面もあります。

グリーン化税制とは、新車として登録されてから13年(ディーゼル車の場合は11年)を経過した車の自動車税を10%加算するというものです。程度や性能の差を考慮することなく経過年数のみで重税を課すということから、環境対策ではなく経済対策だと批判する声も聞かれます。

反対に電気自動車・天然ガス自動車・メタノール自動車・低排出ガス認定車(H17年度基準75%低減)かつ低燃費車(基準燃費+25%達成車)は1年の間について自動車税の50%軽減、低排出ガス認定車(H17年度基準75%低減)かつ低燃費車(基準燃費+15%達成車)は1年の間について自動車税の25%軽減の措置を受けることができます。また自動車税の減免対象になっている車は購入のさいに支払う取得税についても軽減措置が受けられます。

エコカー補助金とは

エコカー補助金は13年以上使用した車を廃車にして、ハイブリッド車や電気自動車、天然ガス車などのエコカーに乗り換える場合、政府から支援金が支給されるもので、環境性能に優れた新車の購入を促進し環境対策に貢献するとともに、国内の市場活性化を図ろうというものです。

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これはスクラップインセンティブと呼ばれる制度で、国が消費者に対して所有している古い車を廃車にすることを促し、新車に買い替える動機付けを行う各種優遇策をいいます。補助金の直接支払いや減税などがほとんどで、当初は環境対策として考えられたものですが、2007年の世界金融危機以降は不況対策としての意味合いが強くなっています。

補助金の支給を受けた車については、新車登録日もしくは新車検査届出日より1年以上、原則として同一の者による使用が求められます。事故などで使用者を変更しないまま廃車にする場合を除いてこれに違反したさいは補助金の返納が求められます。同一世帯内の親族や二親等以内の親族への変更、婚姻、改名などの場合を除いては、1年未満の名義変更も認められません。

また自家用自動車については同一名義からの4台以上の申請があった場合、その使用目的が補助金支給対象車の1年間使用を求めるという制度の趣旨に沿うものではないと判断される場合には、補助金の支給がされないことがあります。これは転売等の不正を予防するものです。

国によるものの他に、自治体でもエコカー購入者に対して補助金を支給しているところがあります。対象となる車だけでなく、補助金を受けることができる人も各自治体によって違うため、利用には注意が必要です。

エコドライブとは

エコドライブは燃費を向上させるような方法でする、車の運転方法のことをいいます。具体的なエコドライブの方法としてまずあげられるのは、加速や減速をできるだけ控え、一定の速度で走行することです。車間距離を適正にあけて一定速度で走行することによって市街地では2%、郊外では6%、燃費を良くすることができます。またエンジンブレーキを使うことで2%、高速道路では目標スピードを5km/h低く設定することで5%、燃費が改善されます。

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その他にもエアコンの使用を控える、暖機運転をしない、といったこともエコドライブにつながります。アイドリングは駐停車や信号待ちなどにエンジンをかけた状態にしておくことを言いますが、こういった状態にエンジンを切るアイドリングストップを実践すると約13%もの燃費を向上させることができます。エンジンを始動するときに消費するガソリンはアイドリング5秒間に消費する量にあたるので、5秒以上車を動かさないときはエンジンを切ったほうが良いことになります。

またタイヤの空気圧を正常値に維持したり、不要な荷物を置かずに車を軽い状態に維持することも燃費を良くします。

車による二酸化炭素の排出量は全体の21%を占めています。エコドライブは一般的に20%近く燃費を向上させることが可能だといわれており、すべての車がエコドライブを実践すると全体の約4%もの二酸化炭素の排出量を削減することができる計算になります。

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