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車買い取りの査定ポイント

買取査定

年式や型

その車が登録され初めてナンバープレートがついた年を特定するため、車は「○年式」という表され方をします。これは車の誕生年を表すもので、自動車検査証をみればわかります。

 

drve022-s国産車の場合は製造年と登録年は同じであることがほとんどですが、輸入車の場合は違うことがあるので注意が必要です。新しい車ほど「○年式」の数字が大きいことから高年式、製造されてから年数がたっている古い車のことを低年式と呼んでいます。年式はその車の形式を簡単に知るためによく使われていますが、同じ年式でもモデルチェンジがなされた年には2種類の違うものを指していることがあります。

 

このように同一年式の車でも代替わりをしているとき、車両型式と併用することで区別することができます。車両型式も車検証に記載されており、ただ単に「型」として使われることもあります。車両型式は車両を識別するためにつけられたもので、一般的にはその車種のモデルごとに異なる記号がつけられています。グレードの詳細まで判別することはできませんが、そのモデルの何の車種なのかをある程度まで特定することを可能にするものです。英数字がどのように割り当てられているかは各自動車メーカーによってまったく異なりますが、一般的には排気量、2WDか4WDかなどによって細かく分けられているようです。

 

年式は高い方が買い取り価格は上がりますが、型は季節や地域性によって変動します。冬に雪が多い地域では4WD車、春から夏にかけてはサンルーフが開くような車種の需要が増えるため、そのような車の買い取りにはこの季節の前に買い取ってもらうとより高値での取り引きが期待できます。

買い取りのさい、もっとも高く評価されるのはその車種での人気色です。メーカーオプションによる特別色も、人気が高い傾向にあります。

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車種を問わず安定して人気があるのはやはり白や黒で、そのなかでもパールホワイトやメタリックブラックといったパール加工やメタリック加工が施されているものほど万人受けし、幅広く人気を集めています。これらの色は性別や年齢にあまり関係なく選ばれることによるもので、中古車販売情報を見ると同一車種の中でも人気色は販売金額が高めになっています。

 

同じ白でも営業車として使われるようなイメージを持つようなものは、不人気となる場合があります。またファミリーカーとしての使用が予想されるコンパクトカーやセダン車などでは白や紺色、シルバーなどが人気の高いものとなりますが、ラウンドクルーザーやクラウンといった高級な印象を与える車の場合は黒などに人気が集中します。反対に赤や黄色、緑などはその車種のイメージと合致していれば人気色となる場合もありますが、一般的には敬遠されがちな色となります。

 

仮に車種・年式・走行距離などの条件がまったく同じである車があったとして、片方が人気色、もう片方が一般的な色だった場合、色が違うというだけで買い取り査定額に10~20万円もの差がつくことがあります。人気色ではたとえ走行距離が大きく年式が多少古かったとしても市場に出して早い段階で買い手がつく場合があることから、買い取り価格も高いものになります。

運転が得意な人でも、どれだけ慎重に車を扱っていても、ちょっとした傷をつけてしまうことはあります。また見た目にはわからなくても、車の塗装面には時間の経過と外的環境によって受けたダメージがあります。鳥の糞や樹液、砂埃などを付着したままにしておくと、細かな傷がつき、そこから酸化が進んでしまうことになります。

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ちょっとした傷を自分で消す方法として、市販されているコンパウンドの使用があげられます。コンパウンドは車の塗装面にできた小さなおうとつや異物を取り除いたり、塗装の仕上げに用いたりする研磨剤のことです。時間の経過によって失われてしまった輝きを取り戻したり、通常の洗車では落としきれない汚れを落とすのにもコンパウンドは使われます。コンパウンドには大別すると液体タイプと固形タイプの2種類があり、液体タイプの方が細かい粒子でワックス性が強く、固形タイプの方が粒子が粗く研磨性があります。

 

日ごろからこまめに手入れをしておくことが車をきれいな状態で維持するには必要ですが、査定前には洗車をしておく、車内やトランクルームも整理整頓しておくなど、少しの手間で、大切に乗っているという印象を与えることができます。

 

事故などによって修理したことがある場合には、その履歴も明らかにする必要があります。少し摺ってしまって自分で直したような傷、ぶつけてしまいバンパーを交換したというようなことなど、程度にかかわらず申告することで、後で査定額をマイナスされたりトラブルになる事態に発展したりすることを避けることができます。

装備

カーナビやホイールといったオプション品は、買い取り査定においてプラスに働くことがほとんどです。次に使う予定があるなどの特別な理由がある場合を除いては、取り外さずにそのままの状態で買い取り査定を受けると良いでしょう。社外品を取り付けるために外した純正品があれば、さらに買い取り査定額に上乗せされる可能性があります。事前に準備しておくことで、査定時にまごつかずにすみます。

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スペアキーや各設備の取扱説明書、整備記録書なども査定のプラスとなります。キーレスやスマートキーのスペアがあればかなりの高評価となります。カーナビなどは動作確認をし、説明書や保証書なども揃えておければなお査定額に有利に働きます。

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ETCは高速道路などの有料道路の料金を自動で支払うための機械で、ETC車載機にETCカードを挿入することで使用できるようになります。これを使用すると割引が受けられ、かつスムーズに料金所を通過することができます。ETC車載機は1つの車に1つを搭載するもので、車両情報などをインプットするセットアップを完了しなければ使用できません。ETC車載機は決して高価なものではありませんが、外してしまうと買い取られたあとでまたセットアップをする必要が生まれます。

 

また後で使おうと思っても次に購入した車にETC車載機がすでに搭載されているということも考えられ、この場合は無駄になってしまいます。こういった理由からETC車載機を搭載している場合、そのまま買い取りに出すことが勧められます。

走行距離

舗装路を年間1万km走行することが、車の標準的な使い方とされています。悪路での長距離走行など一般的な使い方より厳しいものをシビアコンディションといい、さらに部品の消耗を激しくさせ、トラブルを起こしやすくします。

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運転者が衝撃を感じるような荒れた路面や山道や坂など上り下りが激しく頻繁にブレーキを使用しなければならない状態での走行、1回の走行距離が短く水温等が低い状態の走行が多い場合や、年間走行距離が2万kmを超えるような場合には、特にエンジンオイルやブレーキパッドなどを通常より早めに交換する必要があります。

 

多走行車は修理などのメンテナンスが必要となるため、中古車市場での価値は低いものとなります。しかし週末にしか車を使用しないような場合などそれほど頻繁に車を使わないような人にとっては、安価に手に入れられるというメリットがあり、需要がまったくないわけではありません。年月の経過により適正な走行距離に近づいていくので、売る場合には年式や走行距離に応じた適正に買い取り・下取価格がつくことが期待できる可能性があります。

 

最近の車はメンテナンスさえしっかりとしていれば、10万km程度は問題なく走行が可能ともいわれています。多走行車であっても日ごろの整備をきちんと行うことで思わぬ買い取り価格がつくこともあります。査定前には特に念入りにメンテナンスを行い、不備などはしっかり伝えられるようにしておくことが肝要です。

車検

車検はその車が安全に走行できる状態であるかどうかを確認するために行う定期検査のことで、一定期間ごとに受けることが法律によって定められています。陸運局が管理しており、その車の外観や設備の状態、排ガスなどが検査され、これに合格しないと公道を走ることができません。検査に通ると車検証が発行され、この車検証は公道を走るさいには車に搭載されている必要があります。

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車検時には点検整備費用の他に自賠責保険料と自動車重量税がかかります。重量税は車の重量によって、自賠責保険料は普通自動車か軽自動車かによって金額が異なります。一般的な乗用車の場合、車検1回あたり5~6万円の費用がかかるといわれています。

 

車検が切れるタイミングで車の買い替えを考えるということも非常に多いと思いますが、車検切れ間近の車の買い取り査定はかなり低く抑えられてしまうことが予想されます。買い取りしても車検を通さないとその車を販売することはできないからです。車検切れ1~2ヶ月前の車はかなり買い取り価格を低く見積もられることを覚悟しておく必要があります。

 

だからといって買い替えを決めた車を車検に出しても、車検にかかる費用より高く買い取られることはまずありません。買い取りに出すことを決めたら、なるべく車検の有効期間が長く残っているうちに買い取ってもらうのがベストです。

 
車検切れの車を買い取ってもらうには、出張査定に来てもらった上で買い取り店に運搬を依頼する必要があります。運搬費用がかかってしまうので、さらに買い取り価格は低いものになります。

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