2年前就職に際して、関東地方から中国地方への引っ越しを行いました。3月最終週という、超繁忙期の遠距離の引っ越しであったため、単身パックではありましたが、20万円弱の費用がかかりました。
そこで、私が見舞われたトラブルは荷物の一部(洗濯機)がなかなか届かないということです。引っ越しに際して、多くの荷物は同一便で運んでもらい、予定通りの期日に到着しました。
しかし、洗濯機については、初めての一人暮らしということもあり、他の冷蔵庫やテレビ等と共に新しく購入をしました。そのため、家からの私物の運搬とは別に、もう一業者に対して、大型家電の店舗からの運搬を依頼しました。その内容が、洗濯機と冷蔵庫でした。
詳しい原因は結局わからないままなのですが、指定期日に到着したのは冷蔵庫のみで、洗濯機については期日を過ぎてもなかなか到着しませんでした。
到着が遅れたことやいつ届くかわからないという状況が長く続いたことは、もちろん困ったことであったのですが、それだけではなく、洗濯機が設置されないことで下水道からのにおいが室内に充満するという副作用もありました。それが非常につらかったです。
また、選択については頻繁にコインランドリーの使用を余儀なくされたこともあり、費用や手間も含めた大きなコストを払わされました。業者からは毎日のように状況を伝える連絡が届いていたのですが、「倉庫に降ろした後、どこかでまぎれてしまった」という理解しがたい説明に終始し、イライラ度もすごく高まっていました。
4月から新天地での仕事を控えていたので、忙しい日々にしっかり対応していくためにも、3月中には新居の整理を済ませておきたいと思っていたところだったので、それに水を差されました。
初めての一人暮らしと初めての社会人生活で不安も大きかったところだったので、今思い出しても、すごく迷惑な思いをさせられたと感じます。
結局、洗濯機が到着したのは指定期日よりも1週間以上経ったときのことでした。この時にはすでに仕事も始まっており、職業の都合上、休日もあまりなかったので、その対応にも四苦八苦させられました。
運搬に際しての費用を少し軽減するという形で謝罪を申し入れられたのですが、実際にはコインランドリーの使用を強いられたことや悪臭が漂う中での生活を余儀なくされたこと、また洗濯機の紛失を疑わざるをえなかったことで感じたストレスなど、多くの面で保証を受けたいことがありました。
もちろん繁忙期であり、他のお客さんとの兼ね合いもある中での作業で難しい面もあったことは同情の余地がありますが、そういう時期だからこそ、いつも以上に気を引き締めて絶対にミスがないように心がけてほしいと感じました。
事業者にとっては、ミスをした相手がねちねちとクレームをつけるわけではない私であったことは一つの救いであったと思います。場合によっては、極端な対応を取る方もいらっしゃいますし、費用軽減という形だけでは済まなかった可能性もあると考えると、この失敗は今後に生かしてほしいと感じます。
ただ、人生で何回もするわけではない引っ越しというイベントの中で、自分にとって初めての引っ越しでトラブルに巻き込まれたことは、一つやり方を間違えてしまったかなと思うところです。