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新居に引越した当日から2週間以内に行うべきこと【はじめての一人暮らしと引っ越し】

引っ越し 住まいと暮らし

一人暮らしの引越しにありがちなのが、荷物を全部引越し便に乗せてしまい、本人が新住所に到着後も荷物がくるまで何時間も待たなければならないという事態です。また引越し当日は搬入を済ませると疲れてしまい、その日は何もしたくなくなるものです。財布やカード入れなどを引越しの荷物に紛れさせておくと外食もままならない状態になってしまいますので、最低限必要なものは手荷物として一緒に新住所まで持っていくようにしましょう。

引越し当日の手荷物

また有価証券や預金通帳、パスポート等の貴重品は万が一に備えて自己管理しておいた方が安全です。激安引越しの中には混載便といって通常の宅配の荷物の空きスペースを利用して引越し便をしている場合もありますからね。

しかもこのような便の場合、遠距離になると当日中には届かない可能性もありますので2?3泊の旅行に行くのを想定して手荷物とすると良いでしょう。具体的には数枚の着替え、現金、クレジットカードとキャッシュカード、歯みがきと洗顔のセット、タオル、バスタオル、有価証券などの貴重品、ゴミ箱代わりになるスーパーのレジ袋数枚、女性の場合には携帯用のメイクセット、普段飲んでいる薬、緊急用の胃腸薬と痛み止め、下痢止を数回分、保険証、筆記用具、携帯電話、充電器。これぐらい揃えておけば数日はしのげるだろうと思えます。

万が一ライフラインの開通が間に合わなかった場合には近所のビジネスホテルに泊まることも考えておけば更に良いですね。こまごまとした日用品なら新住所に到着してからコンビニやドラッグストアで調達するのもありだと思います。

引越し荷物の荷解きとセッティング

一人暮らしの引越しの場合、引越し先での荷解きやセッティングを人に頼むのは無理がある場合もありますね。遠方への引越しだと知人や友人に引越しの手伝いを頼むと帰りの足代まで負担する必要があります。こうしたことも考えても業者に依頼した方が効率的です。プラン内容にもよりますが、引越し業者に頼めば大型の家財や家電品は搬入とセッティングまでしてくれます。

したがって引越すに際して、物件を決めて契約を済ませたら大型の家財の配置から順番に決めていくようにするのがお勧めです。なぜなら近場に知り合いが出来るまで一度設置した大型の家財は移転が難しいからです。したがって、大型家財のレイアウトには慎重を行いましょう。そこが決まった後に細かいレイアウトを考えながら必要な家財を揃えるようにしていくのが賢明な方法です。また日用品の荷解きには収納棚やタンスが必要ですね。

一人暮らしの荷物の量なら収納棚やタンスは古いものを持ち込むより現地で調達した方が安上がりとなるケースの方が多いので、転居先で買い出しをするホームセンターやスーパーの位置を自分の足で歩いて把握しておくことをお勧めします。そうすることで荷解きがスムースに行えますね。土地勘を養っておくことはいざという時にも大切です。引越した先で新しい家財を選んでいる時は新生活に対する希望に溢れ一番気分が高揚するひとときですので買い出しもきっと楽しくなるでしょう。ライフラインが開通して、荷解きが済めば一人暮らしも準備完了です。新生活をエンジョイしてください。

荷解き後の梱包材の扱いについて

一人暮らしに限らず、引越しの荷解きが終わると大量の段ボールやビニールテープ等の梱包材がゴミと化します。これらをゴミとして出す場合には住んでいる地域や建物によってルールがありますので、引越し便の到着を待つ間にゴミの提出場所を含めて確認しておくようにしましょう。

ちなみに東京都の場合、ビニールやプラスチックは可燃ゴミとして出します。一方段ボールは紙で出来ていますが可燃ゴミでは無く資源ゴミとして回収されます。資源ゴミの回収方法は23区内によっても違いがありますが、都の衛生局とは別の民間業者が区と契約して回収することになっているのでゴミ出しの場所も違います。こういう細かなルールを無視するとご近所付き合は確実に悪化します。ほぼ間違いなくご近所さんから大家さんや管理会社にクレームがついて引越し早々から嫌な思いをすることになってしまいますから、十分気をつけるようにして下さい。一人暮らしとはいえ、地域に暮らす住人の一人となる訳ですから相互扶助の精神を尊重するようにしましょう。

また荷物を覆っていたビニール袋や発砲スチロールなどの梱包材は段ボールや書籍とは別の資源ゴミとして扱われます。こちらの資源ゴミは都の衛生局が週に一度回収するルールになっています。ちょっと紛らわしいですが、何かを包んでいたものは素材に関わらず都が回収する資源ゴミ、段ボールや古本などは民間の業者が回収する資源ゴミと覚えておきましょう。ただし、あくまでもこれは東京都の例です。地方自治体によってゴミの扱いは大きく変わるので転入届を出す際に渡されるガイドブック等できちんと確認することを心がけて下さい。

不法投棄は犯罪です。
引越し時に荷物の整理をしていると不要な粗大ゴミなどが出てくるものです。特に大型のソファーや食器棚、テーブルなどは新居のスペースに合わない場合には処分していくことになるでしょう。

その時の心構えもとても大切なので必ず守るようにしてください。その中でも一番大切なのが不法投棄はしないということです。不法投棄は近隣住人にとって非常に迷惑なことであるだけでなく、場合によっては法律で罰せられる犯罪行為になってしまいます。

必ず粗大ゴミとしてルールに乗っ取って廃棄するか、リサイクルショップに引き取ってもらうようにしましょう。不用品の処分の際にお勧めなのがリサイクルショップに買取してもらうことです。ある程度の数を買取ってもらえればサービスで不用品のいくつかを無料で引き取ってくれる可能性もあります。粗大ゴミで処分するには1個につき数千円のコストがかかるので例え買取価格が二束三文でもリサイクルショップに買取ってもらった方が断然有利ですし、たとえ買値が着かなくても引き取ってもらえればそれだけ粗大ゴミのコストを圧縮させることが可能です。

荷物が増えると引越しのコストがかさみますし、捨てるにしても費用が発生するのですから不用品は積極的にリサイクルすることを念頭に置いて荷物の整理をすることがより安く引越しするためにはとても重要になってくるのです。近所に買取してくれるリサイクルショップがあるかどうかが知りたい時にもインターネットをフル活用しましょう。出張見積りを無料でしてくれるリサイクルショップも最近は増えて来ましたが、引き取りまでのスケジュールを考えて引越しが決まったら早めに不用品を選び出してリサイクルショップに連絡するようにしましょう。

一人暮らしの引越し後14日以内

引越し後は期限内に手続きを行わなければならない事柄が多く、整理して覚えておく必要があります。万が一うっかりとして忘れていると罰金が科せられる場合もありますので注意しましょう。届け出先は土日が休みのところが多いので、学校や仕事が始まる前に済ませておくようにします。最も重要なのが転居先の役所に赴いて転入届、国民健康保険証、国民年金の移転届け、各種福祉関係の届け出、印鑑証明の登録です。

この中で医療機関の意見書や健康診断書が必要な福祉関係の届け出以外は全て役所内で手続きが終了しますので、一日で済ませるようにしたいものです。印鑑証明は急ぎで必要となるケースは少ないと思いますが、一緒に済ませておけば後々登録のために再度役所を訪れる手間が省けます。また同時に住基ネットに登録を済ませておけば住基カードを発行してもらえ、次に転居するまでの身分証明書として使えるので少なくともここまでを完了させておきたいものです(ただし自治体によっては住基ネットを導入していないところもあります)。

次に運転免許証を持っている人は今まで使っていた免許証と新住所の住民票を持って所轄の警察署に行って免許証の更新を行いましょう。引越しによって都道府県が変わる場合顔写真が必要となるケースもありますが、これは所轄の警察署によりけりですので事前に確認を取っておくようにしましょう。同じ都道府県内の引越しであれば住所変更だけで済みます。また犬や登録が義務づけられているペットを飼育している人は保健所に届け出が必要となります。これも役所内に保健所の出張所が設けられていることが多く、一度で済ませることが出来ます。犬の場合は犬鑑札を持っていきましょう。犬の移転手続きの場合、旧住所への届け出は不要です。

一人暮らしの引越し後15日以内

自動車を持っている人は引越し後15日以内に陸運局に赴いてナンバープレートの変更を行わなければなりません。この時に必要な書類には地域性がありますので、所轄の陸運局に連絡をして確認するようにして下さい。書類に不備があると再度登録するために訪れなければならないので慎重に必要書類を作成するようにしましょう。自動車のナンバープレート変更の時には車体からナンバープレートを外して陸運局に持ち込まなければならないので変更手続きが終了するまで無くさないようにして下さい。軽自動車やバイクの移転手続きは軽自動車検査協会に直接車両を持ち込んでその場で取り替えます。

これらの手続きは出来れば転入届と同時に済ませたいのが本音ですが、住民票や印鑑証明が必要となるケースが多く、発行するまでに1日以上の日数が必要となります。したがって転居後は速やかに転入届と印鑑証明の登録を済ませるようにしておきましょう。これ以外にも知り合いや仕事関係の人に新しい住所を連絡しておくのも転居後2週間程度で済ませるようにするのがマナーです。近所への挨拶回りなどもこの頃までにすませるようにしておきましょう。引越し直後は荷解き等大変な作業が多いですが、頑張って下さい。

尚、近所へのご挨拶周りは地域性があります。こうした風習に関する情報は事前にインターネット等で調べておくとよいでしょう。備えあれば憂い無し、ですね。ちなみに地方でも大都市部になればなるほど挨拶回りをしない傾向が強くなります。

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