区内や市内などのように引っ越す距離が短かったり、おひとり様で家財が少なかったり、若くて体力があったりなどの方は自力で楽々お引越しが出来て費用も安く抑えられます。
ただし、引越し費用が安く抑えられると言っても、手伝ってくれた友人や知人にお礼の飲食に大盤振る舞いをしたら、結果的にはこの限りではありません。
輸送の車はレンタカーを借りるのですが、今のレンタカーは便利になっていて、輸送先に返せばいいようになっています。家具や大型テレビなどを保護するために、毛布なども準備してくれます。段ボールなどはスーパーからもらってくればいいですし、100円ショップで買えます。
ただ、素人の集団で引越しをするので、大きな家具に傷をつけたり、マンションやアパートの床や壁を傷つけたりというトラブルもたまにはあります。
自力での引越しのメリットをまとめると、
【費用が抑えられる!?】
【好きな日にち、時間を選ぶことが出来る。】
【マイペースな引越しが可能。】
といったところです。
自力での引越しのデメリットは
【友人知人のお礼や食事代など高くつくことがある。】
【引越し当日、予定していた人が急に来れなくなるなど、作業人数が揃わないことがある。】
【荷物が破損、紛失しても補償がない。】
【長距離の引越しの場合は、搬出ができても搬入ができない。】
などがあります。
また新居の立地条件が荷物の搬入には困難であったり、階段を使っての3階や4階への搬入だったりなどの場合には素人にはかなりきつい作業になるかと思います。また大きな冷蔵庫や、大切な家具を壊さないように運ぶことも難しいものです。
おひとり様のお引越しの場合、自力で引越しをするよりも、赤帽など軽貨物業者に依頼したほうが一般的には断然お得なようです。もっともこれは、自分でやった方が絶対安くできるという自信のある人もいるでしょうから、個人の価値判断によって違ってきますね。
引越しを友人達に手伝ってもらってお礼をすると、むしろ業者に頼むよりも高くつく?
引越しを友人達に手伝ってもらうと、かえって高くつくことがあります。業者を使わないで済むと言うメリットがあるので、できるだけお金を使いたくない人は、引越しを友人達に手伝ってもらおうとしますが、下手すると業者よりも高くつく可能性があるので、注意しなければなりません。
引越しを友人達に手伝ってもらう場合、当然、手伝ってくれる友人への謝礼が必要になります。それと、荷物運びに必要な車を用意しなければなりません。主な経費としてこの2点は絶対に外せません。
この2点を安くできる自信があるなら自力での引越しも有りなのですが、その当てがない場合は止めたほうがいいかもしれません。
なぜなら、この2点だけで数万円程度は軽くかかってしまうからです。今流行りの引越し業者の単身プランとあまり変わらなくなるかもしれません。いやむしろ、業者に頼むほうが安くなるかもしれません。
そうなると、 友人に依頼する手間とレンタカーを借りる労力を考えると割にあいません。
友人に引越しを手伝ってもらう場合は、引っ越し後、軽く食事をご馳走すれば済むような親しい友人に頼む必要があります。
「◯◯さんの引っ越しを手伝った人達がもらった謝礼がたったの◯◯◯◯円だって」と後から会社内で噂になるようなこともありますから、あまりに安く済まそうとして結果ケチな人と思われないように、それなりの謝礼ははずむ方が人間関係を壊さないためにも良いかと思われますね。