私は生まれてからずっと実家ずまいでした。
というわけで、一人暮らしに伴う引越しも初めての経験となります。
一体どのようにして引越しを終えたのか、その流れをまとめてみることにしました。
簡単に結論を書くと、私は引越し業者に依頼しました。
全てオマカセではなく、本など小さい荷物は全て自分で梱包しています。
何故、どうやって業者を選んだのか?どんな大変なことがあったのか?
引越し業者のサービスの良さはどうだったのか?
そういった初引越しの想い出をこの【『はじめての引越し』を振り返る】シリーズでまとめていきたいと思います^^
何故引越そうと思ったのか?
そもそも、私は何故引越しをしようと思ったのか?
それは、ずっと実家暮らしで、良い年齢なのにロクに家事もできない状態なのはマズイと思ったからです。
<家事が苦手なワケ>
私の母はずっと専業主婦でした。
結婚後、パートですら働いたことはありません。
というわけで、家事は全て母がやっていました。
私はといえば、家事に興味が持てなかったこともありロクに手伝いもしませんでした。
本当に問題ですよね…(´;ω;`)
その結果、アラサーにもなって、掃除も洗濯も料理もマトモにできないという極めて異常な事態に……><
どう考えてもお嫁に行けない、この笑えない状態をいつまでも続けていて良いのか?
まさか、40歳、50歳になっても親に家事をやってもらうのか?
年齢を重ねるにつれ、そのように考えるようになってきました。
<電話1つ出来ない!>
また、実家にいると「電話1本ロクにできない」という問題点もありました。
実家は二世帯住宅(1階祖父母、2階私と両親)なので、自室のドアを閉めていても、声はリビングに聞こえてしまいます。
そのため、夜に友達と電話しようものなら、
「誰と電話してるの?」
と、すぐ聞かれてしまうのです……(つω・`)
女友達であっても、そこまでイチイチ喋りたくないです><
最悪、会話の内容まで聞かれてしまうことも……。
「やはり、いつまでも実家にいるのはどうかなあ」
と考えるようになりました。
いつまた実家に戻る展開になるかわかりませんが、
年を取って後悔しないうちに、一度家を出よう!
そう思い、引越しのための資金を貯めることにしたのです。
<お金がなければはじまらない>
これまで働いて貯めた貯金は一応あったのですが、額が少なく、引越し代や家具家電代を全て払ったらスッカラカンになりそうな予感しかしませんでした><
というわけで、安心・確実に引越しが出来るよう、1年間貯金しなんとか資金を確保。
準備を整えて、イザ、引越し!!
どうやって引越そう?
<引越しの手段を決めよう>
いざ引越すことが決まり、賃貸はどこにするか等決めることがとても多いのですが…。
とりあえず、引越す手段を検討することにしました。
パッと思いついた案は以下の3つ。
<案1:家族や友人に手伝ってもらう>
一人暮らしなので、それほど大荷物というわけではありません。
洗濯機など、どうしても必要な大型電化製品は、後日購入という形になりました。
というわけなので、「家族や友人を頼ると安くすむよな〜」と思ったのですが。
引越しというのは、基本的に力作業です。
正直、女性の友人には頼みにくいです……><
力仕事ということで敬遠する女性の方が多いでしょうしね。
その上勿論タダというわけにもいかず、ランチなどのお礼も必要であろうことを考えると、かえって非効率的ではないかという結論に至りました。
万一荷物の紛失・破損などがあったら責任問題でモメてしまいますしねぇ(´・ω・`)
後、引越しを頼めるほど親しい男性の友人はおりません(;´Д`)
<案2:赤帽を頼む>
赤帽トラックさん。町を歩いていてもたくさん見かけますね。
運送系というイメージが強いですが、最近は、引越しを請け負うところも多いようです。
料金もかなり安く、万一のときの保障もある程度の金額までならOKだとか。
安いということなので、結構悩みました。
何でもそうですが、節約できるにこしたことはないですよね。
ですが…悩んだ結果、採用しないことにしました。
・元々引越しではなく運送がメインであること。
・赤帽さんは基本個人事業主で、かなりの数がいるため、
どの方を選んで良いのか相当迷うであろうこと。
そして決め手となったのは、「段ボールやハンガーラックの無料貸し出し」等、オプションサービスに欠ける赤帽さんが多いという点です。
<案3:引越し業者に頼む>
結局、無難なところに落ち着きました^^
引越しのことはプロにお任せ!その方が確実だし安心!
多少お値段はかかりますが、その分、保証も含めて適切な対応をとってくれるはずです。
引越し業者も多数ありますが、赤帽ほど多くはないでしょうし…。
何より、ネット上に既に多数の評判がまとめられているため、それを元に判断することができるのです!
対応が悪いところより良い方が絶対良いですからね♪
事前に調べておくことは必須なのです(゜∇゜*)(。。*)(゜∇゜*)(。。*)
引越しの無料見積もりサイトを使おう!
<引越しのプロの選び方>
今の時代、星の数ほどある引越し業者から1つに絞るためには、一体どのようにすればよいでしょうか?
知り合いや取引先に業者がいるなど、何らかの事情で引越し屋さんとご縁がある方は良いですが、そういった人ばかりではありませんよね。
私も両親も、そういったご縁はありませんでした。
昔はあちこちに電話をかけたりしたようなのですが…このインターネット全盛時代に、電話帳とにらめっこすする人がたくさんいるとは考えにくいです^^;;
では、どうするのか?
勿論、インターネットを利用して決めたのです♪
具体的には、無料見積もりサイトを利用しました。
<無料見積もりサイトとは?>
その名の通り、
・インターネットを使い!
・無料で!
・複数の引越し業者から見積もりが取れる!⇒安い業者がカンタンにわかる!
・24時間利用可能!
というとってもお得なサイトなのです!!
1件1件電話をかけるより、物凄く効率がいいので利用することにしました。
<いざ、見積もり!>
見積もりサイトで転居前・転居先の住所や引越し先に持っていく予定の荷物等を入力したところ、7社から返事が返ってきました。
大手から中小までバランスよくです。
結果、一番高い見積金額は4万強、一番安いところは、な~んと!1万7千円!!
段ボール貸与や電化製品組み立てなどのオプションもついて2万以下、です。スッゴ―d(o′ω`o)b―ィィ
全く同じ内容でお願いしているはずなのですが、なぜこうも違うのか^^;
4万強は大手、1万7千は中小です。業者の規模も影響しているのかもしれませんね。
で……。
私は資金に余裕がある生活を送ってきたわけではないので、料金は1円でも安い方が良いわけです。
とはいえ、「安かろう悪かろう」という言葉もあります。
一番安いところにカンタンに決めてしまうのはどうなんだろう?
万一評判の悪い引越し屋にあたってしまったら大損です><
というわけで、インターネットの口コミをチェックし、それをもって決定することにしました^^
引越し業者決定!
<<無料見積もりサイト>>を利用して、7社の見積もりを比較したその結果、一番安いところで1万7千円!!
でも、調べもしないでそこに決定していいものか?
迷ってしまったので、インターネット上の口コミで判断することにしたわけです。
ちなみに、訪問見積もりは頼みませんでした。
当時かなり仕事が忙しく、私自身が立ち会うことができなかったので…。
訪問見積もりを依頼した方が、正確な値段が出るんですけどね^^;;
<インターネット口コミを調べる>
今回見積もりが来た7社全ての口コミを調べるのは、ちょっと効率が悪いです。
料金が高かった業者にはどちらにしろ頼まないので、料金が安かった3社の口コミを調べることにしました。
【依頼する業者候補一覧】
A社:料金1万7千円・オプションサービス充実・小規模
B社:料金2万円・オプションサービス充実・小規模
C社:料金2万2千円・オプションサービス充実・中規模
地元密着型の小さい業者2社と、あちこちに営業所を持つ中規模の業者1社が候補です。
今は、段ボールやハンガーラックは当たり前に貸し出しているのですね。
検索サイトで「 引越し 口コミ A社」等と入力し、早速調査開始~~!!
すると…。
出るわ出るわ、口コミの嵐!
数は大手業者が圧倒的に多いのですが、小規模の業者でもしっかりと口コミがありますね。
ざっとまとめると、こんな感じでした。
【A社】
・料金がとても安くて驚いた。
・作業員が笑顔で誠実に対応してくれる。
・作業がとても素早く一生懸命だったので好感が持てた。
・メールの返信が素早く、丁寧だった。
【B社】
・料金は安く、オプションも充実しているので良い引越しができた。
・新居の掃除をしてくれるサービスはとてもありがたかった。
・梱包や開梱、家具家電の設置がとても丁寧だった。
・イレギュラーな要求にも快く応じてくれた。
【C社】
・安めの料金で素早く作業して頂いた。
・作業員が皆明るくて、こちらも気分が良くなった。
・不用品の処分をしてくれる点が良かった。
・引越しでわからないこと、不安なことを尋ねたが詳細に答えてもらった。
結構、似たり寄ったりですね^^;;
「家具をぶつけられた」「養生が十分じゃない」といった悪い点も少し見受けられましたが、人間完璧じゃありませんし、悪い点が全くない業者を探すのも難しいでしょう。
そこで私は、A社の「メールの返信が素早く丁寧」である点に注目しました。
何故なら、訪問見積もりを遠慮したい私にとって、メールのやり取りが気持ちよくできることが非常に重要なポイントだからです。
<メールを送って最終確認!>
訪問見積もりをしたがる業者さんはとても多いようで、候補から外れたある業者さんから電話が来た際、「最終的な料金は、訪問見積もりで決まります」とハッキリ言われてしまいました。
そういわれると私としても困るので、A社にメールを送りました。
「訪問見積もりは不要ですが、それでも良いか?」
「荷物が増えたらその都度連絡し、最終的な料金を出してもらうことになっても良いか?」という内容です。
数時間後には、「問題ない」という返信が返ってきました。
とても素早く、また丁寧な文章だったので感心しました。
<業者決定!>
というわけで、結局、一番料金の安いA社に決定したわけなのですヾ(@^▽^@)ノ
ちなみに。
見積依頼を出した当初より荷物の量が増えたので、最終的に3万円になりました。
それでも安いですよね^^
似たような料金の業者がいくつかあった場合、口コミやメールのやり取りといった、料金とは直接関係ない要素も非常に重要だと思いました。
荷造りはどうやって?
業者を決定してから数日後、引越し業者から段ボールが届けられました。
引越し業者が所有する段ボールで、この中に荷物を入れてくれということだそうです。
ネットで事前に荷造りのやり方を調べ、引越し日までに完了できるよう、少しずつ運び出す荷物を段ボールにつめていくことにしました。
それと、服を運び出すためのハンガーラックも届きました。
これに服をかけてくれ、ということらしいです。
服をたたまなくて良いので便利ですね^^
<荷物の主役は大量の本>
荷物のメインは本と服です。
本は所持数が多く、全てを持って行けそうになかったので、読まなくなった本は極力売りました(二束三文でしたがorz)。
それでも、段ボールに詰めた本の総数は200近くに…^^;
後でこの話を友達にしたら、「多過ぎ!実家においとけばいいのに」と怒られました><
読書家と思われるかもしれませんが…。
200のうち大半は漫画です^^
<荷造り完了!>
最終的には、段ボール約20箱分くらいになりました。
各段ボールに、何が入っているのか付箋を貼るのも忘れません。
部屋中段ボールで埋め尽くされて大変でしたが、引越し日までの辛抱です。