私は昨年、結婚を期に主人と二人で暮らす為人生初めての引っ越しを体験しました。人生初の引っ越しといってもお互いの実家はかなり近く、都心部で交通の便も良いため引っ越し業者は雇わずにトラックをレンタルし両家の親と協力して引っ越しを行う事にしました。
20代という年若く結婚したため、両親があまりお金をかけなくてもすむようにと気を使ってくれたので、それに甘える事にしたのです。引っ越し当日、大人6人で作業し、家具や荷物の運搬から家具の組み立て、家電の取り付けなど全て自分達で行う事にしました。
しかし、いざ引っ越し作業を始めてみると問題が出るわ出るわ、素直に業者に頼めば良かったと思う事の連続でした。そこで今回は、引っ越し業者を頼らずに自身で引っ越しを行った場合に起きる数々の問題をお教えします。
ダンボールの梱包はしっかりと!
まず、お互いの荷物をそれぞれの実家で梱包し運び込むのですが、荷詰めを自分達で行っているため梱包が甘く、段ボールが開き荷物が道路に散乱しました。真冬の雪が降る日でしたので、荷物は濡れるわ段ボールは柔らかくなるわで皆大慌てでした。自身で引っ越しを行う際には、荷物の梱包にしっかり気を付けてください。
家具の運搬と組み立て
また、家具もそれぞれ使っていたものを持ち込んだのですが、重いタンスやテーブルなどもマンションまで運び込まなければならないため、エレベーターやエントランスを傷つけぬようとても気を使います。引っ越し業者の方が使用するような梱包材を使用すれば良かったと後悔します。また、家具を部屋に運び終えても自分達で設置するため、壁紙に当てたり床にこすったりして引っ越しそうそう部屋に傷がついてしまいました。
価格を抑える為自分達で引っ越し作業をおこなったので、新しく購入した家具の組み立ても自分達で行いました。が、これも引っ越し業者の方に組み立てまでお願いすれば良かったと思う点です。素人が組み立てを行うので上手く仕上がらなかったり、設置が不安定だったり、引っ越し作業に紛れて部品が紛失したりと踏んだり蹴ったりでした。すでに引っ越しから1年ほど生活していますが、いまだに部品が無く不便な家具がある状態です。
またこれは一番後悔したポイントですが、重い家具を運ぶうえで何度も命の危険を感じることです。プロの方であれば重いものを持つコツや上手な動かし方を知っているのだと思いますが、全くの素人で行ったため運搬も一苦労です。数名で協力して運びますが連携も上手くいかず階段から落ちかけたり、家具に挟まりかけたり、何度もハラハラしました。
次に引っ越すなら専門業者を利用します
今、もう一度引っ越しを行うならばきっと引っ越し業者にお願いすると思います。やはり何より安全ですし、その後の生活にも不便がありません。今回、引っ越しを自分達で行った結果かかった費用はトラックのレンタル代金くらいでとても安上がりでしたが、業者にお願いするというのはやはりそれだけ信頼があると思います。ぜひ、引っ越しを行われる方はこういった問題が起こるということを踏まえつつ方法を検討されることをおすすめします。そして、自身で引っ越しを行う際には何より安全に気を付けるようにしてください。
