大田区蒲田から杉並区荻窪へ 初めての一人暮らしの様々な苦労【20代男性】
都内のIT企業に勤める20代の男です。私は引越しに際して3つ大きな苦労をしました。
1つ目は引越し作業です。
2017年3月、就職をきっかけに自立しようと大田区の蒲田から杉並区の荻窪に引っ越しをしました。アパマンショップを利用し初期費用は27万円かかりました。
それまでは学生でアルバイトでしかお金を貯める事が出来なく貯金も全然無かったので、その27万円という金額を払うので精一杯でした。
なのでこれ以上無駄な出費は避けようと引越しの際、荷物を運ぶ時は引越し業者を使わずレンタカーを借りて自ら荷物を運搬する事にしました。友人に力を借り、引越し当日は早朝から出発しました。
まずはレンタカー屋でバンを借り、実家へ。自分の部屋から車まで荷物を運ぶ際に、分解されたロフトベット・机・椅子・楽器・パソコンを運ぶだけでかなりの体力を使いヘトヘトになってしまいました。
この時点で「やっぱり引越し業者に頼むべきだった」と思いました。
一度では荷物が乗り切らず、蒲田~荻窪を2往復しました。荻窪に借りたアパートは前の道が狭く車が停められなかったので、100m程先のコインパーキングから重い家具や、楽器などを持って運びました。何だかんだ大騒ぎしながら全ての荷物を運び出し、レンタカーを返しました。その日は体力の限界だったのか、すぐに寝てしまいました。
2つ目は騒音問題です。
初めての引越しから2週間立った頃、それまで私は実家の一軒家暮らしで、家族構成としては父親・母親・私というシンプルで誰もうるさく無かったので騒音とは無縁の生活をしていました。
しかしアパートに引っ越してきてからはお隣さんの扉を開け閉めする音やテレビの音、上の住人の足音や筋トレをゴトゴトとした音が毎日続き、慣れるまで相当苦労しました。
特に上の階の住人の生活音はあまりに酷かったので、管理会社に電話しました。対応としてはそのアパート全てのポストに騒音問題に関するチラシが入れられ、これ以上うるさくするようなら管理人が直接部屋まで行くという注意書きが届きました。
それから2.3日は静かになったのですが、また以前のようにゴトゴトとした音が鳴り始めました。
私は相当イラつきましたが、「都内で家賃5万のアパートなんてこれが普通か…」と自分に言い聞かせ管理会社にも言わず、我慢する事にしました。今では完全にその音に慣れてしまい、全く気にならなくなりました。
3つ目は自炊です。
初めての引越しだったので、それまでは小学校・中学校の調理実習位でしか料理をした事がない私にとって自炊は地獄でした。ご飯を炊いてもカピカピになるし、包丁もうまく使えず手が傷だらけになってしまったりと心が折れそうでした。
しかし、外食するよりも圧倒的に安いので気合いで毎日練習しました。慣れるまでに3週間ほどかかりましたが今ではレシピが大分増え、料理を楽しんでいる自分がいます。
このように引越しは色々と苦労が付きまといますが、事前に貯金やリサーチをしっかりとしておけば問題ないと思うのでぜひ私の引っ越し話をお手本にしてください。

二度とご免!都内のわずか1キロ先への自力引っ越し【30代男性】
私は都内に住む30代の男性です。現在は妻と二人で暮らしています。
これから述べる引っ越しの体験談は、独身時代のことです。のちに結婚することになる妻とお付き合いしていたときに、二人で話し合って同棲することになりました。そこで、彼女の住んでいるマンションに私が引っ越すことになったのですが、生涯忘れないであろう経験をすることになったのです。自分でまいた種とはいえ、大変な思いをすることになってしまいました。
同棲を決意するに至った背景には、お互いの生活費を安く抑えたいという思いがありました。どちらかといえば、私の収入に問題があったのです。というのも当時の月収は微々たるもので、私が住んでいた6万円ほどのマンションの家賃を支払うのは厳しいものでした。そのほかの生活費を含めるとギリギリの生活で、自由に使えるお金はほとんど残らなかったのです。
そこで彼女からの提案もあり、一緒に住むことになったのです。すでに彼女が住んでいるマンションへの引っ越しでしたので、敷金・礼金はもちろんかかりません。また洗濯機や冷蔵庫などの家具・家電は、そのまま彼女のを使用することになりましたので、私のマンションから大きな荷物を運搬する必要もありませんでした。
大型の家具・家電を運ばなくていいというのが、私にある決断をさせました。自力で荷物を運搬することにしたのです。その決断の裏には、収入が少ない身分で引っ越し業者に依頼するのはお金がもったいないという気持ちがありました。
荷物のなかで大きい物といえば、折りたたみ式の机ぐらいです。その他は衣類など軽量な物ばかりでした。なんとか自分で持ち運びできそうです。休日を利用して荷物を移動させれば、自宅マンションを退去する1ヶ月後までには引っ越しが完了するだろう、と計算しました。
しかし、自分の考えがいかに甘いかを思い知らされることになるのです。
いよいよ自力での引っ越し作業が始まりました。自宅と彼女のマンションの距離はわずか1キロほどです。ちょっとした運動ぐらいに考えて、歩いて荷物を運ぶことにしました。
しかし、私の気持ちはすぐに折れてしまいました。そのときは真夏だったということもあり、滴り落ちてくるのは大量の汗です。しかも衣類などを詰めたダンボール箱は軽量とはいえ、ずっと持っているとさすがに重さを感じてきます。
1往復目はなんとか気力で乗り切ったのですが、2往復目、3往復目となると疲労困ぱいで、これ以上続ける気にはなりませんでした。引っ越し作業1日目は、わずか3時間で終了となりました。
次の週の休日からは彼女の手も借りました。しかし、結果は同じです。すぐに疲れてしまい、動けなくなってしまうのです。まだ荷物は大量に残っています。このままでは予定通りに終わらない可能性も出てきました。そこで休日だけでなく仕事終わりにも荷物を運ぶことにしました。
手伝ってくれている彼女の不満は爆発寸前です。こんな辛い思いをするぐらいなら、素直に業者に頼んでおけばよかったと後悔してしまいました。
結局、友人にも手伝ってもらい、なんとか作業を終えることができました。引っ越し料金は一切かからなかったものの、その分、彼女にも友人にも大きな肉体的負担を与えることになってしまいました。
この先、引っ越すことがあっても自力で荷物を運ぶのはやめようと心に誓った、真夏の出来事でした。

同区内の自力引っ越しでも、家賃など総計60万円ほど掛かりました【20代男性】
私は現在、東京都に住む20代の男性です。
単身で東京に引っ越し、1年後また都内で引っ越すことになりました。
初めの引っ越しに関しては転勤によって東京に来ることになったのですが、部屋を選んでいる時間もなく内見なしで決めてしまって2トントラックをレンタルして荷物を持っていったらすべて入らず半分近く持ち帰りをすることになってしまいました。入り口も狭かったため入らなかったのです。
初めての一人暮らしで掛かった諸費用は家賃などもすべて含めて20万円前後であったと思います。実際、引っ越し業者を使っていたらもっとかかっていたと思います。
その後そのアパートに1年住みとうとう耐えられなくなり再度引っ越しをすることにしました。
今回の引っ越しに関しては、トラックをレンタルすることなく私の自家用車で引っ越しを結構しました。
実際に、同じ区内であったためそんなに距離もなく大丈夫だろうと思っていました。それが、私の失敗でした。
何かというと、東京に引っ越してきてから買ったものもあったのですが、ベッドなどが折りたたんでも自家用車に入らず、ばらして積むことになったり、冷蔵庫や洗濯機が一切積むことができなかったのです。
サイズをはかっていましたので乗ると思ったのですが自家用車の開口部をはかっておらず残念ながら電気屋さんなどに相談して軽トラを借りることになってしまいました。本当に申し訳ない気分になりました。
問題は、それだけにとどまりませんでした。次に起きたので家に向かうまでの道が狭すぎて車が入れないという事件がおきました。
つまり、近くに停めて手運びをしないといけない状況になってしまったのです。近くといってもそこそこな距離が出てしまっていたので非常に大変な作業になってしまいました。
幸い、私が働いている会社に台車があったためそれを使用しゴロゴロ転がして向かうことができたのでまだよかったですが、もしなかったらどうなっていたことやらと今でも思っています。
ほかにも鍵が外と中で違っていたため荷物を運びながらあけるのが非常に困難でそれだけでもだいぶ時間をとられてしまっていました。
自分が思っていたよりも相当荷物が多く、結果としては4往復しないといけない状況で、大きな荷物を別便で運んだため5往復する羽目になってしまいました。
業者を使っていたらこんなに往復することも電気屋さんに軽トラを借りることもなかったのではないだろうかと今では後悔しています。
この日午前中から作業をはじめてすべての作業が終わり引っ越しが完了したのは夕方でした。1日使うことになってしまうとは、、、とその日は少し残念な気分になってしまいました。それでも、いい経験になったのではないかと思っています。
2回目の引っ越しでの家賃などの諸費用は、家賃がだいぶ高くなってしまったので、すべて合計すると60万円前後はかかってしまったと思います。
荷物の移動などでは自分で行っているのでよかったですが、これだけの手間と時間がかかってしまうのであれば引っ越し業者を利用してもっとスムーズに引っ越しを行ったほうがよかったのではないかと思っています。
以上が私の引っ越しを自力で行った際の出来事です。
